2012年10月30日火曜
朝10時頃、ついにメルボルンに到着。
入管には長蛇の列が。いろんな国籍の白人と、主に中国系のアジア人が大部分を占めていた。
実は出国手続きの際、パスポートにビザ(査証)が貼付されていなかったため
チケットカウンターのお姉さん2人掛かりで処理、さらにちょっと偉そうなおじさんも呼ばれた。
一晩で取得したビザはやっぱり正本ではなかったのかとヒヤヒヤしたが、
ビザ付与通知メールの内容を確認し、お姉さんがおじさんに「ワーホリです」と伝えておじさんのOKが出た。
その時に使用した通知メールをメルボルン空港の入管でも印籠よろしく提示するつもりでいたら、一切要求されず。
入管を出て別のおばさまにも訊いてみたけれど、“IMMIGRATION”のスタンプさえ押してもらっていれば、私のパスポート番号にビザが紐付けされていることを将来の雇用主がオンラインで確認できるようになっているらしい。
日本で予約しておいたユースホステル(Melbourne Metro YH)までは、SkyBusから無料のシャトルバスを乗り継いで到着。
4人部屋の下段ベッドに荷物をほどいて、少しネットしたり休んだりして、シティ(中心部)へ歩き出した。
メルボルンはきれいな街だ。
歩道が広いので、ベンチもそこここにあるし、カフェがテーブルを出していても歩くのに邪魔にはならない(しかも、テーブルのほうが車道寄りにあるので、歩行者は安心)。
歩きながら飲食している人もちらほらいるが、この街はゴミ箱の設置がポイ捨て防止に結び付いた良い例だ(設置することで逆にゴミが溢れる街もある)。
ホステルからFlinders Street Stationまでをてくてく歩き、街と人とを観察。
想像通り、グラサン率、ショートパンツ率、サマードレス率高し。
サンダル率も高いけれど、思いのほか靴も多い。でも、靴下まで履いているのはビジネスマンか私くらい。
マウンテンバイク+ヘルメット+グラサンも多いし、みんな競輪選手みたいな恰好をしている。
市内をトラム(路面電車)が走っているところはサンフランシスコみたいだし、
ヨーロッパ風の建物が多く、古い教会とガラス張りのオフィスビルが並んでいるところはバンクーバーみたいだし、
メルボルン着陸前に見えただだっ広い農場や緑のパッチワークはワシントン州みたいだし、
でもやっぱり今までに訪れたことのない街並みと人混みであることは間違いなく。
知ってるような知らないような、懐かしいような新しいような、関係が風化した昔馴染みみたいな感覚。
明後日以降はシティ寄りの宿に移動しようと画策して、ものの見事にシティから電車で行かなきゃいけないバックパッカー宿(通称バッパー)を予約してしまった。
通りの名前だけを頼りに地図を読もうとすると、こういうことになる。
同じ理由で、さっきは帰館途中に同じエリアをぐるぐる歩き回ってしまった。
ま、こういうこともある。
明日もシティまで歩いて行ってみよう。
トラムや電車に乗るのは明後日以降、次の(さらに遠い)宿に移ってから。
何はともあれ、
Project 31、ここに本格始動。
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