2013年4月14日日曜
前回の記事から2週間も経ってしまいましたが、同棲生活に現を抜かしていたわけではありません。(あれはフィクションですよってに。日付をよーくご確認ください)
この2週間の間に、週に4日の居酒屋アルバイトを始めました。
この2週間の間に、新しいバイト仲間のアート展示に足を運びました。
この2週間の間に、新しい友人とボサ・ジャズバーに行きました。
そしてこの2週間で、新しいシェアハウスを本気で探す意志を固めました。
シェアハウスを探し始めて、ここリッチモンドが高めのエリアであることがわかりました。シティ中心部へのアクセス(トラムで20分)を考えたら無理もないとは思いますが、週に200ドルも払ってたら、都内で一人暮らしするのと大差ないではないですか。
う~ん、悩みます。
高い家賃を払ってまたシェアメイトに嫌気がさすような環境に身を置くのは割に合わない。
かと言って、また郊外に住んで家賃を抑えようとしたら、そもそもシティ寄りに出てきた意味がない。
さらに、週4日とは言え通勤にかかる交通費や時間がもったいないので、できればリッチモンド近辺に留まりたい。
う~ん、悩みます。
Gumtreeをはじめ、いくつかのシェアハウス情報サイトを見ながらウンウン悩んでたところへ、ウソみたいな物件が目に飛び込んできました。
【シティ中心部、家具付き1Kマンション、週150ドル(光熱費・水道・ガス・ネット込)】
「マジですかー!?」と思わず口に出してしまいました、マイPCに向かって。
そのうち、お鍋に「煮えた~?」と話しかけるかもしれません。
冗談みたいな超優良物件だと軽く疑いながらも、とりあえずオーナーさんにメールしてみました。
ものの10分で返ってきた返信は、自己紹介に始まり、仕事の都合でアメリカにいること、弁護士を立てて契約書を交わしたら鍵を送ることなどが書いてありました。
ここで一つ、最初の「?」が。
―――なんだ、内見できんのかいな。
その後も、いくつか質問したら必ず10分以内に返事が来ました。そして、はじめは丁寧だった文面も、段々と粗雑に。ダラダラ話している内容をそのまま書き起こしたような文になり、句読点も完全無視で、末尾の挨拶もなく言いたいことだけ言って終了。
「?」が積み重なっていきました。
大体、アメリカのどこにいるのか?本当に音楽教師なんぞやっているのか?
なんでこんなに執拗に、契約書を作成するから情報をよこせと押してくるのか?
1200ドル払って契約してから初めて鍵をもらうのは、やはり危険なのではないか?
同じマンションの物件を扱っている不動産会社の掲示を見ると、同じように家具付きで300ドルは下りません。立地や内装を考えたら、それでもまだ納得できるくらいです。150ドルなんて、どう考えても話がうますぎます。
これ、詐欺じゃん?
念のためにオージーの友人にも話してみましたが、不動産会社ではなく弁護士に仲介させることが引っかかるし、何よりも内見せずに契約するのは「ダメ、絶対」なのだと。
そんなわけで、まんまと詐欺に引っかかりかけました、私。
丸一日放置していたら件のマンションオーナーから催促のメールが来ましたが、「今の家主と連絡がつかないから、退去日を決められない」と言って、やんわりお断りしました。
シティで一人暮らしなんてできたら御の字ですが、そう簡単には問屋が卸しません。
淡い夢は捨てて、リッチモンド付近で納得できるシェアハウスを探したいと思います。
できればシェアメイトは一人で、しかも出張やなんかで留守がちで、週に一度はハウスクリーナーさんが来てくれて、ネットは使い放題で、リッチモンドのメインストリート(のどれか)の近くで、近所にスーパーやトラム停留所があって、家賃は全部込みで180ドルくらいがいいですな。
最善を期待し、最悪に備えましょう。
それよりも、バイト先での仕事を早く覚えなければ。
段取りの悪さは天下一品なのです。
アート展示のあったNorthcote(ノースコート)。 シティ外のメインストリートは大体こんな感じです。 |
2 コメント:
私なら適任だと思いますよ。
ほぼ毎週出張で留守ですし、ネットは無線LAN環境です。
最寄駅には徒歩12分、バス停へは1分です。
ただし、ハウスクリーナーさんはおりませんし、何よりもリッチモンドからかなり離れております。
なみけんさん、
惜しい!実に惜しいですね。「シェアメイトと日本酒」という点までクリアしているのに、リッチモンドから飛行機で9時間はちょっと通勤が厳しいですね。しかも通勤のたびに時計を1時間進めなくてはいけないとなると、もう。
いやぁ、惜しい。
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