2013/11/05

Day 360: ノーザンテリトリー爆走計画1/Uluru and Kata Tjuta

2013年10月24日木曜

ウルルの朝は早いです。
朝日に照らされたウルルを見るためのツアーバスが、5時台には観光客を大勢乗せてエアーズロック・リゾートを出発していきます。

朝7時過ぎ、一足遅れて私たちも宿を後にしました。
ちなみにウルル初日の宿はOutback Pioneer Lodgeというバックパッカー寄りのロッジでしたが、二段ベッド2台の部屋(シャワー、トイレ付)を3人で借りて、一人100ドルでした。今回の旅で最も高く感じた宿です。

ウルルには散策路がいくつか用意されていますが、そのうちの一つを回る無料ツアーに参加してみることにしました。
8時、Mala Walk(マラ・ウォーク)という散策路の入口に観光客が集い、大人版ボーイスカウトのような恰好をしたガイドさんが自己紹介を始めます。そのままゾロゾロとくっついて行って、約2時間、ガイドさんの説明を聞きながらウルルの一部を辿りました。

みんなで散策

モグラの神話にまつわるくぼみ

サーフィンの波のような不思議な岩穴
女性の作業場として使われていたとか

ガイドさんの説明は、近辺に生えている草木とその利用に始まり、ウルルのくぼみにまつわる神話、岩絵の意味や重要性などに及びました。無料にしてはなかなかの情報量だったと思います。

古来よりこの地域に住んでいるアボリジニの部族(アナング族)にとって、ウルルというこの一枚岩は伝承が真実である証なのだとか。語り継がれてきた神話・伝承を裏付けるのがウルルのくぼみや壁画、そしてウルルそのものであるそうです。

レンジャーさんが壁画の説明をしてくれます

創世を担った祖先が残した足跡であるウルル。
神聖とされる岩に、ただ「高いから」「でかいから」という理由で手足をかけよじ登ることがどれほどの不敬に値するか、まぁ考えるまでもないかなと思います。

もっとも、不敬云々もさることながら、私は実際の登り口を見て腰が引けましたが。
頼まれても登りたくないです、この傾斜は。ミッション・インポッシブルです。

雨風・高気温ですぐ登山禁止になるのも
無理はないほどの、容赦ない登り道です

ウルルと同じ国立公園内に、カタ・ジュタ(またはオルガ)という岩山群があります。
時間の都合で存分に散策できませんでしたが、私はこちらも好きです。ウルルには登れませんが、カタ・ジュタならば少し高いところまで歩いていくことができますので、周辺のだだっ広い土地を俯瞰することができます。

遠くから見たカタ・ジュタ
蠅よけネット必須!!
ワルパ渓谷に通じる遊歩道
渓谷を抜ける元気はありませんでした・・・
遊歩道の途中で振り返ると・・・
ザ・地平線!

さて15時、ウルル空港へ岐阜・名古屋からの親戚3名を迎えに行きました。
両親を含む初老5名を引き連れて、いよいよ爆走計画本始動です。

いけいけ!初老戦隊カンレキーズ!!


夕焼けのウルル

飛行機から見たカタ・ジュタ
ウルルとは違った壮観さです

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