Life is a Journey

Life is a Journey. Wouldn't you agree?

森羅万象是我師也

生きている、生かされている。Nothing should be taken for granted.

What did Mark Twain say?

“Twenty years from now you will be more disappointed by the things that you didn't do than by the ones you did do. So throw off the bowlines. Sail away from the safe harbor. Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.”

Fortes Fortuna Adiuvat

Brave is in you.

Journey Never Ends.

いつだってここがスタートライン、今がベストタイミング。だから合言葉は、CARPE DIEM!!

2013/06/19

Day 222: ケアンズ第四日目/Over and above the rainforest

2013年6月8日土曜

ケアンズ4日目、実質的な最終日です。

朝8時半頃、ホテル前で送迎バンに乗り込み、ジャプカイ・アボリジニ・カルチャーパークへ。
ジャプカイ族とは、何千年もの間、この熱帯雨林で生活を営んできたアボリジナルの一部族集団です。昨日、船で45分かけて行ったフィッツロイ島が陸続きだった頃から、狩猟採集によって生計を立て、部族の歴史や文化や神話を語り伝えてきた人たちです。

アボリジナルアートの壁画

カルチャーパークと言うだけあって、展示を見学するというよりは、演目を観覧する、または体験するのがメインでした。

投槍器を使った槍投げ、ブーメラン投げ、そしてフェイスペインティングをしっかり体験してきましたよ。
日本の修学旅行一団の頭越しにダンスも見学しましたし、代々伝わる食物や薬草の知恵、神話の寸劇なども興味深く拝聴してきました。


ちょっと分かりにくいですが、
ディジリドゥという伝統楽器を演奏しているところ。
大地の映像と相まって、開放的な感覚になります。


カフェテリアみたいなところで披露されたダンス。
修学旅行先にケアンズってありなんですねぇ。

投槍器の使い方を教わって、私もトライ。
思ったより遠くまっすぐには飛ばないもんです。

いつか、オーストラリアのアボリジナルな人たちか、米国のネイティブ・アメリカンの方たちの話を、直接(できればたき火なんかを囲んで星空の下で)聞きたいなと思います。うーん、ロマン。

2時間程度でカルチャーパークを後にし、すぐ隣から出ているロープウェーに乗ります。
そこからぐんぐん熱帯雨林を越えて、キュランダという隠遁アーティストが集う小さな集落へ。その途中で、2回ほどロープウェーを降りて少しだけ熱帯雨林を歩くことができます。

ロープウェーから見下ろす景観。
部族ごとに異なる言語が発達したのも、
この広大さを見れば分かる気がします。

眼下に広がる熱帯雨林の光景もさることながら、よくもまぁこんなところにロープウェーなんぞ造ったものだと感心します。そのくらい見渡す限り熱帯雨林なんです。

アマゾンだって言っても分からんのでは?
そうやって感心しているうちに、体に異変が。

「頭が痛い・・・」

まさかの高山病的症候群です。お釈迦様にお仕置きされてる孫悟空の気分。
ズッキンズッキン痛いこの感じが、その後ずーっと続きました。ロープウェーを降りてキュランダを歩いているときも、明らかにハイになってる一団に取り囲まれた時も、アイスクリーム屋で一息入れているときも、頭痛は治まりません。

帰りはシーニックレールウェイという景観を楽しむ列車に乗ってきましたが、2時間弱の乗車時間中、後半はほとんど記憶がありません。

うーん、想定外アゲイン。

ロープウェーに乗り込む前にアボリジニ・カルチャーパークを見学しておいて良かった。頭がグワングワンしている状態では、ほっぺたに模様を描いてもらうどころではありません。

そんなこんなで、若干フラフラになりながら下界に帰還。

最後の夜も、1リットルのアイスを食しつつ、女子トークしつつ、のんびり更けていきました。


天候に恵まれたとは言い難い行程でしたが、気分的にリフレッシュできました。
次回があれば、バンジー再挑戦シュノーケリングでリベンジしたいものです。


まぁ、最大の「残念!!」は、マンゴーが時季外れだったことですかな。
東京からはるばる来てくれた友人たちに感謝!ありがとう!!


2013/06/16

Day 221: ケアンズ第三日目/Non-marine day on Fitzroy Island

2013年6月7日金曜

ケアンズ3日目です。
書くことはほとんどないです・・・。

一人で前ノリした水曜にフィッツロイ島行きの船を予約していたのですが、この日は滞在中最悪の天候でした。

朝9時発の高速艇で出港し、シュノーケリングや熱帯雨林散策をして島での6時間超を過ごす予定でしたが・・・

フィッツロイ島。


桟橋から望むフィッツロイ島。
海あり、山あり、森林ありのいいとこ取りなはずが・・・

荒波にもまれて「うぇっぷ」となりながら、フィッツロイ島に到着したのが10時少し前。
その後、Nudey Beach(ヌーディ・ビーチ)なんていう妄想沸き立つ砂浜まで行ったのに、あまりに寒すぎてウェットスーツを借りてシュノーケリングする羽目に。
自分の呼吸音だけを聞きながら視界ゼロの海中に身を置くのは、あまり楽しくないどころか恐怖でした。いきなり深くなるし、気を付けていないと沖の方に持っていかれそうになるし、結局、15分くらいで「もう勘弁してください」と相成りました。

雨と風が強すぎて砂浜から引き上げ、もう一つの楽しみだった島内の熱帯雨林散策も断念。島でのほとんどの時間を、ビーチカフェでホットチョコレートをすすりながら過ごしました。

いやー、想定外。
フィッツロイ島でのワクワクは、野生のオオトカゲが砂浜に姿を見せてくれた時が最高潮でした。
「こんな嵐の中、海まで何しに来たんだろう」と思いましたが、きっと向こうも同じことを思っていたはずです。

オオトカゲ。
体長1.5mくらいはあったでしょうか。


夜は海岸通りにあるレストランでオーストラリアっぽい料理に挑戦。
ワニ肉のソーセージ、エミューのステーキ、カンガルーのステーキ。
お味に関しては、ノーコメントです。

本日のシメは、スーパーで買って帰った1リットルのマンゴーアイス。
女子3人の手にかかればペロリです。 


写真上が例のオーストラリア的一品。
下は、普通のステーキです。普通に美味い。


Day 220: ケアンズ第二日目/Bungy jumping in the rainforest!

2013年6月6日木曜

ケアンズ2日目です。
起きたらベッド下段の女の子は既に出かけていて、挨拶できなくて残念だなと思いながらチェックアウト。

8時半過ぎ、ケアンズ中心部のHIS前で友人二人と落ち合いました。ケータイで「今どこ?」確認ができないので、合流するだけでもドキドキ、無事に会えたらそれだけでテンションが上がります。

さぁ、これからもっとワクワクしに行くぞー!の前にトイレを借りにお土産屋さんに入り、そこから出てきたらびっくり、ベッド下段の女の子が店の前をターッと走っていくではありませんか。

「あーっ!」と思わず呼び止めて挨拶だけしましたが、一人でテンションだだ上がりでした。どれだけ偶然会う確率が高いんでしょう、私たち。私が店を出るのがあと1秒でも遅かったらと考えると、今思い出しても不思議な気がします。


さて、(私一人だけ)そんなハイテンションでバスNo.110に乗って、動物園へ。窓の外の景色もそっちのけで、近況報告や今日の行動確認をしていました。

鬱蒼とした低木地帯や海岸通りを通過して、30分もせずケアンズ・トロピカル・ズーに到着。
ここでの最大のターゲットは、抱っこちゃんコアラです。

オーストラリアの中でもコアラを抱っこできる州は、ケアンズのあるクイーンズランド州を含めて2つしかありません。メルボルンのあるビクトリア州ではコアラ抱っこができないので、ここケアンズがチャンスです。入園と同時にダッシュして、むっちりもっちりの雄コアラ、ハンフリーくんを抱っこしてきました。ニヒルな視線のむっちりハンサムくんは、予想以上にふわふわでした。


他にも、カンガルーやワラビーに餌をやったり、ワニを含め蛇やトカゲなどの爬虫類やヒクイドリ、ディンゴなどを見て回りました。ペリカンの図体にはちょっとびっくり。

横顔が凛々しいイグアナ・・・的な何か。
前から見たらおちょぼ口です。


密林で遭遇したら失禁失神必至!


カンガルーが地べたに落ちてるところ


トサカが立派なヒクイドリ。
首元の赤いところがちょっと気持ち悪い・・・

野生のイヌ、ディンゴ。
犬のようにワンワン吠えたりせず、
オオカミと同じで遠吠えのみなのだそうです。

ヒトよりでかい!
体長の1/3は頭、頭の4/5はアゴです。
飼育員のおねえさんを見て
いそいそと下りてくるコアラ
コアラの可愛さはダントツですが、同じくらいかそれ以上に激キュートなのが、ウォンバット。クマのぬいぐるみに2倍の綿をつめて手足や顔をぎゅっとちぢめたみたいな生き物です。

ちょうど飼育員さんが体重計測する場に居合わせたのですが、エサに釣られていとも簡単に計測されちゃうウォンバットもいれば、「その手は食うか」とばかりにイヤイヤしているウォンバットもいました。小屋の奥でお尻を向けて出てこず、しまいには飼育員さんに引きずられるように小屋から出されて、それでもボテボテと逃げ回り、「あ、エサだ♪」と登ったところが計測器だったというお茶目ウォンバットにハートを鷲掴みにされました。3歩歩いたら目的を忘れちゃったんでしょうね。私もよくあります。

うっかり計測されちゃうウォンバット
飼育員に憧れる瞬間。

動物園の後は、私の希望でミンジン ジャングル スイングに挑戦。
地上45mの高さからスイングするのですが、3人でできるし、これができるのもオーストラリアでここだけだし、「せっかくだからやっとけ!」と勇んで行ったのはいいのですが、これが意外に怖かった!


3人で宙吊りになって熱帯雨林の樹冠レベルまでぐいーんと持ち上げられ、自分で紐を引いて急降下。3.5秒で最高時速120kmに到達し、そのままブランコの要領でまた樹冠の高さまで上がって、何回かスイングして終了します。

怖さゆえか紐を引く力が足りず、「いくよ~・・・えいっ」を繰り返すうちにさらに怖さが増していきました。アルプスの少女ハイジはあんな巨大ブランコに座ってニコニコしてますが、本当なら入れ歯もヅラも吹き飛ぶ高速遊具です。いやぁ、おそろしい。ハイジさん、あんたやっぱりただ者じゃないよ。


ミンジンスイングでアドレナリン大放出した私たちは、そのままバスに乗ってシティに帰るはずでした。

が、「せっかくだからやっとけ!」がアドレナリンでさらに後押しされて、私一人だけバンジージャンプもしちゃいました。バンジーデビューのマザー牧場は21m、2度目のみなかみ(群馬)は42m、そして3度目の今回は高さ50mからのジャンプです。

みなかみの時は橋の上からのジャンプでしたが、今回は自分で50mの高さまで階段を上っていきます。それがかなり恐怖でした。飛ぶ直前、眼下の熱帯雨林とその向こうに広がる海原に目をやって、ジャンプ!!またひとつクリアしました。



はい、ジャーンプ。



ワーホリ師匠である従兄がくれた「なんにでも手を出して楽しんで!」というアドバイスと、
父がくれた「たくましくなって帰ってこい!」という激励に恥じない刺激・衝撃・衝動的な一日でした。

曲解上等、やるならやらねば!



頭上ヒト落下注意!


Day 219: ケアンズ第一日目/Arriving in Cairns!

2013年6月5日水曜

いきなりですが、バカンスしてきました。むふふのふ。

行き先はケアンズ。世界遺産グレートバリアリーフへの拠点であり、日本から一番近いオーストラリアの玄関口ということで、日本人観光客の多い街です。メルボルンからは、オーストラリア東海岸を北へ縦断する形になります。


新年早々、寝坊してバスツアーを棒に振るという失態(Day 70:たまにはツアーへ参照)を呈した私です。今回もまた(しかも飛行機を)乗り過ごすなんてことになったらシャレにならんので、前夜は緊張して床に就きました。

6時台でもまだ暗いメルボルンの冬の朝、トラムと空港行きバスを乗り継いで、無事に飛行機に搭乗完了。タイガー航空というマイナーLCCを使って、往復300ドルでした。

それにしても飛行機っていいですよね。
苦手な方も多々いらっしゃるようですが、私の中では飛行機と旅が強くリンクしているので、「遠くに行くぞー!」という感覚があってとても好きです。陸路で他国に行けない列島人ならではの感覚なのかもしれません。(「海外」が「外国」と同義なのも、島国ならではかと。)


そんなこんなで、飛行機で3時間、寒いメルボルンから乾季に入ったばかりの暖かいケアンズへ!
トロピカルなイメージでウキウキそわそわしてケアンズ空港に降り立ってみたら、春先のようなおだやかな陽射しに涼しい風が吹いていました。

ここで最初の「あれ・・・?」が出ました。

そう、暑くないんです、この時季のケアンズ。
タンクトップでアイスとマンゴー食べまくり!な夏仕様の頭で来ちゃってるので、やや拍子抜け。

ケアンズセントラルモールのすぐ裏手にある宿、Dreamtime。
トロピカル感たっぷりです。
相部屋で26ドル。清潔&フレンドリーでした。

気を取り直して、予約したバックパッカー宿にチェックインし、ついでに明後日と明々後日のツアーを予約。明日は東京から来てくれる友人たちと合流するので、バスの時刻表を入手したり街の様子を確認したりして午後はあっという間に過ぎました。

プールもありました。
ハンモックと長椅子がなかったら、露天風呂に見えちゃいます。

宿の中庭に吊ってあるハンモックでうたた寝していたら、BBQが始まりました。そこで夕飯をいただき、火を使ったショーを見物。そのまま9時過ぎに部屋に戻って、少し早いけれど寝るかと考えていたところへ、同室の女の子も戻ってきました。

その子が開口一番、「あー、やっぱり」と言うもんで、何がやっぱりなのかと訊いてみたら。

なんと、メルボルンからの飛行機が同じで、ケアンズ空港で私を見かけて、ケアンズの市内をうろついている私も目撃していて、さらに宿に戻ってきたら見覚えのあるバッグが二段ベッドの上段に置いてあったので、「もしかしたら」と思っていたそうです。

確かに私、インドで買ってきたちょっとだけ派手なロングドレスでメルボルンからケアンズまで来ましたが。
さらに私、「AUSTRALIA」とでかでかと書かれた他所者丸出しのトートバッグでケアンズまで来ましたが。

メルボルンよりは遭遇率が高いでしょうが、ケアンズにだって宿はたくさんあります。
たまたま私を見かけて覚えていた人が、たまたま私と同じ宿で、さらに同じ二段ベッドの上下になるなんて。

あるんですねぇ、こんな偶然。
その流れで、その後2時間くらいおしゃべりに花が咲きました。メルボルン市内の話、チップの話、物乞いの話、これからの旅の話。彼女はこれから9カ月間の旅に出るそうです。思わず、「うらやましいなぁ」と心の声が漏れました。


そんなこんなでケアンズ初日は終了。
お楽しみは明日からが本番!




二段ベッドの上段から。
女子4人部屋なので、ポップな柄のベッドです。