2013/06/19

Day 222: ケアンズ第四日目/Over and above the rainforest

2013年6月8日土曜

ケアンズ4日目、実質的な最終日です。

朝8時半頃、ホテル前で送迎バンに乗り込み、ジャプカイ・アボリジニ・カルチャーパークへ。
ジャプカイ族とは、何千年もの間、この熱帯雨林で生活を営んできたアボリジナルの一部族集団です。昨日、船で45分かけて行ったフィッツロイ島が陸続きだった頃から、狩猟採集によって生計を立て、部族の歴史や文化や神話を語り伝えてきた人たちです。

アボリジナルアートの壁画

カルチャーパークと言うだけあって、展示を見学するというよりは、演目を観覧する、または体験するのがメインでした。

投槍器を使った槍投げ、ブーメラン投げ、そしてフェイスペインティングをしっかり体験してきましたよ。
日本の修学旅行一団の頭越しにダンスも見学しましたし、代々伝わる食物や薬草の知恵、神話の寸劇なども興味深く拝聴してきました。


ちょっと分かりにくいですが、
ディジリドゥという伝統楽器を演奏しているところ。
大地の映像と相まって、開放的な感覚になります。


カフェテリアみたいなところで披露されたダンス。
修学旅行先にケアンズってありなんですねぇ。

投槍器の使い方を教わって、私もトライ。
思ったより遠くまっすぐには飛ばないもんです。

いつか、オーストラリアのアボリジナルな人たちか、米国のネイティブ・アメリカンの方たちの話を、直接(できればたき火なんかを囲んで星空の下で)聞きたいなと思います。うーん、ロマン。

2時間程度でカルチャーパークを後にし、すぐ隣から出ているロープウェーに乗ります。
そこからぐんぐん熱帯雨林を越えて、キュランダという隠遁アーティストが集う小さな集落へ。その途中で、2回ほどロープウェーを降りて少しだけ熱帯雨林を歩くことができます。

ロープウェーから見下ろす景観。
部族ごとに異なる言語が発達したのも、
この広大さを見れば分かる気がします。

眼下に広がる熱帯雨林の光景もさることながら、よくもまぁこんなところにロープウェーなんぞ造ったものだと感心します。そのくらい見渡す限り熱帯雨林なんです。

アマゾンだって言っても分からんのでは?
そうやって感心しているうちに、体に異変が。

「頭が痛い・・・」

まさかの高山病的症候群です。お釈迦様にお仕置きされてる孫悟空の気分。
ズッキンズッキン痛いこの感じが、その後ずーっと続きました。ロープウェーを降りてキュランダを歩いているときも、明らかにハイになってる一団に取り囲まれた時も、アイスクリーム屋で一息入れているときも、頭痛は治まりません。

帰りはシーニックレールウェイという景観を楽しむ列車に乗ってきましたが、2時間弱の乗車時間中、後半はほとんど記憶がありません。

うーん、想定外アゲイン。

ロープウェーに乗り込む前にアボリジニ・カルチャーパークを見学しておいて良かった。頭がグワングワンしている状態では、ほっぺたに模様を描いてもらうどころではありません。

そんなこんなで、若干フラフラになりながら下界に帰還。

最後の夜も、1リットルのアイスを食しつつ、女子トークしつつ、のんびり更けていきました。


天候に恵まれたとは言い難い行程でしたが、気分的にリフレッシュできました。
次回があれば、バンジー再挑戦シュノーケリングでリベンジしたいものです。


まぁ、最大の「残念!!」は、マンゴーが時季外れだったことですかな。
東京からはるばる来てくれた友人たちに感謝!ありがとう!!


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