2013/07/01

Day 237: 留置所体験/Old Gaol Watchhouse Experience

2013年6月23日日曜

この週末は、ケアンズに引き続き、東京から遊びに来てくれた別の友人たちとメルボルン市内観光をしました。

初日の土曜はイタリアンタウンとして知られるライゴン・ストリート(Lygon Street)で夕飯を食べ、ホテルの部屋で酒宴女子会。

スパゲッティーナみたいな名前のレストラン。
意外に薄味でした。


二日目の今日は、ビクトリア・マーケット(Victoria Market)でお土産物を物色して、予定時間をオーバーしつつ旧監獄(Old Gaol)へ。

旧監獄には以前一人で見学に来たことがあったので、展示内容は読まずにスルー。
今回は、Watch-house Experienceという留置所収監体験ツアーに参加してみました。(参加費は入場料25ドルに含まれているので、参加しないともったいない!)

1時間に2回ほど行われているようなので、時間が来るまで中庭で少し待機。

中庭からみた旧監獄。

体験学習は旧監獄とは別の建物で行われるのですが、入館早々、男女別に列を作って壁際に立たされます。何が始まるのかとドキドキしている私たちに、守衛官の女性が挨拶と自己紹介を始め・・・と思っていたら。

「自分たちがなんでここにいるのか分かってるね?」

「この先、私のことはサージェントと呼ぶこと!分かった?」

「返事は『はい』じゃない、『はい、サージェント』!」

「聞こえない、もう一度!」

「そこ、壁によりかかるんじゃない!」


ここは軍隊ですか!!


私たちは既に容疑者扱いです。
いや~、こういう意味の体験ツアーだったとは。わくわくテンションだだ上がりです。


拘留受付(?)で全員並び、一人ずつに拘留理由を記した紙が配られ、名前と容疑を言わされます。
ちなみに私は放火犯でした。悪いことはできないものです。

その後は、身体検査(不審物を持ち込んでいないかのチェック)をして、1994年まで実際に使用されていた拘置所内を見学します。
ネタバレになると面白みが減るので詳述はしませんが、こんなところで他の容疑者と一緒くたに放り込まれるのはご免だなという感想です。

「写真を撮っていいよ!ただし2分で戻ってきな!」という
ドーラ船長守衛官の一声で、
全員拘置所内をダッシュ。

そうそう、お子様を連れて行かれる方は、どうぞご注意くださいまし。
ツアーに参加していた4人姉弟のうち、5歳くらいの次男坊は受付時点で泣いちゃってました。私語を慎む、無断で壁やカウンターに触れない、守衛官に対しては必ず『サージェント』と呼ぶ、などのルールを守らないと、子供であろうが大人であろうが叱り飛ばされます。

これが美人守衛官だったら、怒鳴られて逆に大喜びの人も(以下自粛)

いやはや、なんとも面白い体験ができました。
最後には、犯罪ドラマの容疑者特定シーンで使われるような身長を示す横線が入ったボードの前で、各自記念写真を撮ることができます。番号札を持って、思いっきり悪そうな顔をして、パチリ。


東京からはるばる来てくれた友人たちに、大感謝!
とても楽しい48時間を過ごせました。



メルボルンシティのリバーフロントに建つクラウン・カジノへ初潜入。
パスポートを取りに一旦帰宅までしたのに、私は顔パスでした。
友人の一人は年齢を訊かれていましたが、「31です」であっさりパス。


この日はちょうど、スーパームーンが見える日。
劇的に大きい月ではありませんでしたが、きれいでした。


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