2013/07/17

Day 261: メルボルンあるある・その2/Let's do the dishes!

2013年7月17日水曜

今日も気持ちの良い晴天でした、メルボルン。トイレに行くたびに外へ出るので、空気の穏やかな温もりを肌で感じることができます。

東京にいた頃は、外出の予定のない日は一度も外気に触れずに過ごしていました。外出しないから化粧はしませんが、それでも洗顔後に薄く日焼け止めを塗るくらいの女子力はあったのです。

それが今はどうでしょう。
洗いざらしの顔のままでも平気で向かいのショッピングモールに行っちゃいます。そしてスーパーで食料を物色するうちに少しずつお肌の自己防衛機能が働いて、帰宅する頃には軽くデコがテカっています。
う~ん、来年以降のしっぺ返しが怖い。


..::★★★メルボルンのあるあるその2、皿は漬けおき洗いせよ ★★★::..

洗うと言えば、オージーの皿洗いは一風変わっていると聞いていました。
渡豪前に図書館で借りて読んだ体験本によると、オージーの家庭では、洗剤を入れた水に皿をくぐらせて皿洗い終了なのだとか。洗剤はすすがず、そのまま自然乾燥です。

「どんだけアバウトなんだ」と思いながら話半分に読み流していましたが、本当にそうだったら面白いなとも思っていました。


そして実際のところ。

3カ月間住んだ一軒目のシェアハウスでは、一度も目撃ならず。
(オージーは一人しかいませんでしたしね)

2カ月間リビングに間借りした二軒目のアパートでは、一度だけ目撃しました。
(ただし、NZ人の彼女さんだけの習慣で、シェアメイト2人は「それは皿洗いじゃない」と言っていました)

1カ月間住んだ三軒目のシェアハウスでは、シンクに洗剤入りの水が張ってあるのを何度か目撃しました。

そして住み始めて1カ月経つ今のシェアハウスでも、シンクに洗剤入りの水が張ってあるのを目撃しました。


結論は・・・いや~、何とも決定打に欠けます。
色々な状況証拠がAさんを犯人だと言っているのに、実際にケーキにフォークを刺すところを見たわけじゃないから「おまえが食ったんだろう!」と言い切れないもどかしさ。

洗剤を洗い流さないことがオージーにとって常識かどうかはさておき、汚れた皿をシンクいっぱいの洗剤水に漬けおきする点に関しては、一般的であると言ってよかろうと思います。

とそこまで考えて、ひとつ思いついたことが。

日本では台所の水場を「流し」と言いますね。
英語では、「sink」と言います。「sink」の意味は、「沈む」または「沈める」。


・・・なーるほど。
水を流すところなのか、水を貯めるところなのか。
そんな意識の違いがネーミングに表れています。


オチがついたところで、今日はこのへんで。

また次回のあるあるでお会いしましょう。
さよなら、さよなら。


こんな風にシンクが二つあれば、
漬けおきされてても不便はないんですけどね。

2 コメント:

25年前にホームステイしたNZの家庭では、洗剤水に漬けておき、すすぎはありませんでしたよ。私も不思議に思っていた記憶があります。

なみけんさん、
強力なサポート情報、ありがとうございます。少なくとも、習慣であった事実はあるのですね。
NZでは今でもその習慣が「生きている」可能性大ですな。
漬けおき洗いの由来に関しては、オーストラリアの水不足問題やレイジーオージー気質などが挙げられるようですが、昨今は食洗機が普及してきているので、皿洗いの常識もバラつきが出てきているのかもしれません。
こんなことを真面目に分析しても一文の得にもならないのですが、興味深いですよね。ね!

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