2013年9月28日土曜
ケアンズに来てからなーんも冒険してないなぁ。
世界遺産の目と鼻の先にいて、これはちょっともったいない。
ということで参加してきた人生初のダイビング、1のシュノーケリング、2の初ダイブを終えて、本日2度目のダイブです。
初回同様、また綱を伝ってそろりそろりと降りていきます。
すると3か所目のこのポイントには、なんだかやたらと目につくものがありました。
なんだ、あれは |
ほら、ここにも |
あ、あそこにも |
二つも落ちてるぞ |
う●こ・・・にしてはバカにでかい。そして長い。
ツチノコ・・・って海底にいるのか?形も違うし。
短いウミヘビ・・・にしても頭がどっちかわからん。
気になったので、スタッフさんに合図して海底まで降りてみました。
スタッフさんに言われるままに恐々触ってみたら、かたくて柔らかい不思議な感触。皮膚は分厚いけど中味はないような・・・そう、まるでベルベット素材の直線型エアー枕のような。
さて正解は・・・
やっぱりか!! |
子供のころからナマコが嫌いなんです、私。うんと小っちゃい頃、海辺でナマコを見て怖くて泣いたんです。その時は、ぬめぬめした軟体動物のイメージだったんですが、今日見たナマコはさらにでかくて不思議な感触で、気持ち悪さは拭えないんですが、触ることができちゃったんですよ。
スタッフさんがひっくり返して裏(腹?)のほうを見せてくれたのですが、表と違って真っ平らで、黒ではなく白でした。真っ黒で生き物というよりは何かの素材のような表と違って、裏は白くてひだがあって生き物みたいで(生き物ですが)、思わずぽんと手から放してしまいました。するとナマコは、上下反転したままスローモーションでふんわりと砂地にバウンドしました。慌てて元の通りにひっくり返しましたが、あのまま上下逆さにしていたらどうなるのか、興味はあります。
こんなのもいました これはさすがに近づく気にはなれません |
そこからまた遊泳を続けていきましたが、いるわいるわ、黒いのがあちこちに落ちています。真っ黒だし、変な存在感があるのです。
そして出ました、さらに上をいくナマコキング。
ナウシカに出てきそう |
大ボスにふさわしい威厳と気持ち悪さです。それでも触りましたけどね。
でかい&イボい、バイカナマコ ダイバーズハイで触っちゃってますが、 今見たら相当気持ち悪い |
そしてまたひっくり返してくれちゃうスタッフさん こっちが口と言っているのか、 お尻だと言っているのかは分からずじまい |
出ました、ニモ(クマノミ)! |
写真では分かりづらいのですが、 それはもう色とりどりです |
この形にも何か意味があるんでしょうな |
イッカクのなりそこないみたいな 青い魚がお気に入りです それは鼻なのか? |
さっきとはデザインが違うペッラペラな魚 本のしおりになりそうです |
このデザインはなかなか前衛的ですよ 真っ黄色な唇も悩殺ものです |
岩にはまったシャコ貝 |
岩にはまらず大きくなったシャコ貝 丸まれば私くらいはすっぽり入ります ちょっと触ったらビクッと動きました |
またあっという間の30分を終えて、残りの時間はまたシュノーケリングに出ました。
パシャパシャ写真を撮っていてふと真下を見たら、なんと、ウミガメがゆーっくりと泳いでいるではありませんか!
「このスポットではカメが見られるかも」と聞いてはいましたが、ダイビング中には遭遇できず。何よりもナマコに夢中でしたし。
でも、ウミガメが向こうから姿を見せてくれたんなら、追いかけない手はない!という迷子の典型みたいな思考で、滑空するように泳ぐウミガメの後をついていきました。
ダイビング中だったら(あるいは素潜りができたら)至近距離で写真が撮れたかもしれないと思うと、若干悔しいです。しかし、これでも十分にボーナスサプライズでした。ありがたやありがたや。
これまた少し分かりづらいのですが、 黒・黄・ピンクの原宿系魚類です |
青のグラデーションに緑が重なって なんとも言えないきれいさです そりゃ薄ら笑いもしたくなりますよ |
本日の大トリはこの方! サプライズ登場ありがとう! |
ウミガメを追いかけながら、どこまで行くんだろう、竜宮城は遠いのかしら、と思い始めた矢先、「ぽーーーん」と汽笛が鳴りました。戻らなきゃと思って海面に顔を出したら、えらく遠くまで来てしまっていて一瞬放心。とりあえず一生懸命フィンをバタつかせて船を目指しましたが、最終的にはエンジン付きゴムボートに救助されました。ありがたや・・・そして面目ない。
そんなこんなで、無事にダイビングデビューを飾りました。
百聞は一見に如かずと申しますが、まぁ何でもそうですね。自分の目で見るものがもっとも揺るぎない事実ですし、自分自身が体験したことがもっとも説得力のある言葉になります。
今回の初ダイビングでは、海中・海底って本当にあんなにも色彩豊かなのか、というのが一番大きな発見でした。一部のサンゴは目の覚めるようなブルーでしたが、全体的にはパステルカラーなのも驚きでした。もはやメルヘンです。
魚に至っては、赤青黄色は当然ながら、色彩の組み合わせがなんとも独創的でした。
やはり、人間の想像力が自然を超えることはないんでしょうな。
他のダイバーさんたちに聞くと、今日のスポットは他と比べてもだいぶ綺麗な方だとか。この先またダイビングをする機会があるとして、これを超えることはそうそうないのかもしれません。でもやはり、またダイビングにチャレンジしたいと思います。
ワーホリ目標の一つ、『グレートバリアリーフでダイビングすること』、本日達成!!!祝杯だ!!
******
【ツアーデータ】ダイブ7シーズさん(日本人スタッフ)
行先: グレートバリアリーフ、エイジンコート・リーフ "Agincourt Reef"
潜水回数: 2回(各30分)
潜水深度: 11m弱
ツアー代金: 270ドル
国定公園使用料等: 15ドル
ウェットスーツ: 10ドル(3 mmのウェットスーツならば追加なし)
水中カメラレンタル: 60ドル
ツアー参加時間: 約11時間(うち、海上で過ごしたのは6時間くらい)
【ツアーデータ】ダイブ7シーズさん(日本人スタッフ)
行先: グレートバリアリーフ、エイジンコート・リーフ "Agincourt Reef"
潜水回数: 2回(各30分)
潜水深度: 11m弱
ツアー代金: 270ドル
国定公園使用料等: 15ドル
ウェットスーツ: 10ドル(3 mmのウェットスーツならば追加なし)
水中カメラレンタル: 60ドル
ツアー参加時間: 約11時間(うち、海上で過ごしたのは6時間くらい)
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