2012/11/11

Day 12: バックパッカーズ(宿)/The backpackers hostel

2012年11月10日土曜

現在投宿中のVictoria Hotel Backpackersは、その名が示す通り(若干混乱しがちなネーミングではありますが)、バックパッカーズというドミトリータイプの宿です。Day 6で載せた写真の通り、二段ベッドと各自のロッカー、持ち物棚、ベッド下にプラスチックケースが備え付けられています。部屋によって仕様が多少異なるようですが、私の部屋には洗面台もついています。

長期滞在者が多いためか、ほとんどの人が一日に一回はキッチンに立っている印象があります。そこで色々と話を聞いた人たちは、イタリア、アイルランド、フィンランド、エストニア、台湾、香港からのワーホリメーカーでした。既に旅立ってしまったアメリカ人のルームメイトのように、メルボルンに旅行で訪れている宿泊客のほうが少数派なようです。アメリカ人と入れ違いで入ってきた新しいルームメイトは、イタリアからのワーホリメーカーでした。メルボルン内の別のホステルから移ってきたそうで、イタリアでの経験を活かして市内でバリスタの仕事を探しているそうです。

イタリア人とアジア人率が高いため、夕方頃にキッチンに行くとイタリアンと中華の良い匂いが充満しています。私はそれをサカナに洋梨を・・・ということはありません。3個で5ドルのマンゴーを剥いてルームメイトとシェアしたら、パスタをごちそうしてもらいました。バジルとベーコンが入っただけのシンプルなパスタでしたが、美味しかったです。

今日は、もう一人のルームメイトで香港からのワーホリメーカーの女の子とピクニックしてきました。宿の近くにたくさんあるカフェの一つで朝ご飯を食べて、Kマートに連れて行ってもらって、電車に乗ってHurstbridgeという駅まで。支線の終点だというだけで目的地に決めたのですが、取り立てて見るところもなく、降りた電車から40分後に発車する次の電車に乗ってさよならしました。

車窓から。電車もトラムも、座席はこんな感じ。
市の中心部を離れるとオーストラリアのこの地域らしい風景を車窓から見ることができます。だだっ広くて、まばらに高い木が伸びているほかは灌木や茂みが低い丘を覆い、時々小川が見られるような地形です。これがブッシュランドというやつかな、と考えながら思い出したのは有名なネッド・ケリーのこと。オーストラリアのロビン・フッドとも呼ばれる彼はこんな地形の中を馬で疾走したのだろうかと想像しながら、そういえば知床五湖でも同じような発想をしたなと思い出しました(Project 29:知床五湖編参照)。


Victoria Park駅で途中下車。
駅前の陸上競技場で一休み。
それにしても今日はピクニックにうってつけの良い天気でした。
しかし昨日は一日中、狐の集団輿入れでもあったのかと思うほどの激しい天気雨でした。二重の虹があちこちで目撃されたようです。
明日もどうか良い天気でありますように。気持ちの良い風が吹きますように。

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