Life is a Journey

Life is a Journey. Wouldn't you agree?

2013/11/06

Day 361: ノーザンテリトリー爆走計画2/Uluru to Alice Springs

2013年10月25日金曜 いよいよ本日から、豪州ノーザンテリトリー爆走計画が本格始動します。 言い出しっぺは私、引率するのも私、そして参加者は初老戦隊カンレキーズ5名です。 カンレキ・レッドはお酒好き。酒に強いが車にも強いので、レンタカーに何かあった時には頼りになります。 カンレキ・ブルーもお酒好き。アメリカ大陸横断も経験済みの猛者なので、この旅そのものに何かあった時には頼りになります。 カンレキ・グリーンもお酒好き。やんわりしっかり5人の真ん中で最後の手綱を握る、チームの良きクッションです。 カンレキ・ピンクはケーキ焼き。カンレキーズで一番足腰がしっかりしているのは、実はピンクではないかと睨んでいます。 カンレキ・イエローは草木好き。目についた草花を、あれかしらこれかしらと当てっこしては楽しんでいます。 本格始動初日の朝、イエローを除く5人でらくだツアーに参加しました。 朝5時に集合し、ウルル・リゾートの一角にあるらくだ牧場からウルルに向かって出発します。 私たちは隊列の最後尾でした 良い眺めです それにしても、らくだというのは不思議な、面白い生き物です。 立ち上がる時や座るときに前後に大きく揺れるのも楽しいですし、ゆったりのんびり揺られていくのには癒されますし、らくだの顔は見ていて心がほっこりします。 平和すぎる顔 下の歯しかないそうです 約1時間、隊列を組んでらくだに揺られて、途中で2回ほど騎乗したまま休んで朝焼けのウルルを眺めました。その道中ずーっと、ガイドのおにいさんはしゃべりっぱなしでした。 朝もやのウルル 先頭の一頭が立ち上がると、後続もつられてしまいます なんて素敵な連帯感! 孤児となって保護されている赤ちゃんらくだ らくだツアーを終えて宿に戻り、チェックアウトしてスーパーで買い出し。 ガソリンも満タンにして、この先の長距離ドライブに備えます。 2時間ほどウルルとカタ・ジュタを巡った後、正午にはいざドライブ開始。 ウルルに別れを告げて向かう先は、約450キロ先のアリス・スプリングスです。 途中、マウント・コナー展望台(Mt....

2013/11/05

Day 360: ノーザンテリトリー爆走計画1/Uluru and Kata Tjuta

2013年10月24日木曜 ウルルの朝は早いです。 朝日に照らされたウルルを見るためのツアーバスが、5時台には観光客を大勢乗せてエアーズロック・リゾートを出発していきます。 朝7時過ぎ、一足遅れて私たちも宿を後にしました。 ちなみにウルル初日の宿はOutback Pioneer Lodgeというバックパッカー寄りのロッジでしたが、二段ベッド2台の部屋(シャワー、トイレ付)を3人で借りて、一人100ドルでした。今回の旅で最も高く感じた宿です。 ウルルには散策路がいくつか用意されていますが、そのうちの一つを回る無料ツアーに参加してみることにしました。 8時、Mala Walk(マラ・ウォーク)という散策路の入口に観光客が集い、大人版ボーイスカウトのような恰好をしたガイドさんが自己紹介を始めます。そのままゾロゾロとくっついて行って、約2時...

2013/10/23

Day 359: ウルルへ!/Uluru

2013年10月23日水曜 昨日は珍しくほぼ一日中激しい雨が降っていたケアンズですが、今日はよく晴れていました。 ルームメイトに見送られ、2ヶ月半のケアンズ生活に別れを告げて、両親とともにワーホリ最後の旅をスタートしました。 向かった先は、ウルル。エアーズロックの名でも知られる、オーストラリア大陸のヘソです。 機上から。 赤茶けた大地かと思いきや、緑も白も見えます エアーズロック空港から出るところ。 滑走路ではありません 空港を出てエアーズロック方面へ。 ヘソが見えてきました ウルルを楽しむ前に、レンタカーで往復6時間かけ、キングス・キャニオンまで足を伸ばしてみました。 この先数日、飽きるほど見ることになる 地平線まで続く道路 時速120キロで3時間、 ようやくキングス・キャ...

2013/10/21

Day 356: ケアンズ最後の冒険/Last adventure in Cairns

2013年10月20日日曜 ついに、カウントダウンが始まりました。 泣いても笑っても、ワーホリ終了まであと9日です。 そんなわけで、グレートバリアリーフの次は雲海にダイブしてきました。 朝8時にツアーバスに乗車し、ケアンズから南へ1時間半揺られてイニスフェイル(Innisfail)という町にあるスカイダイビング場へ。 タンデムダイビングなので、親子ガメのようにインストラクターと2人一組で降下します。 簡単な説明を受けた後、順に名前を呼ばれて各自のインストラクターにご挨拶。私の担当はニュージーランド人のおっさんおにいさんでした。 ハーネスを装着し、6組ほどが小型飛行機に乗り込みます。この時点でのドキドキ度は、まだ40%くらいです。 高度14,000フィート(約4,260メートル)まで上昇する間に、雲を通り抜けました。そこからさらに上昇し上昇し、やがて運命の瞬間が。 ドキドキ充満中の機内。インストラクターたちが交わす冗談も、ちょっとブラックだったりします 扉が開き、あれよあれよと言う間に、尾部の近くに座っていた人から順に問答無用で大空に吸い込まれていきました。ドキドキ度は一気に90%に。 事前に教わっていたキーワードは「Big...

2013/10/11

Day 347: ライセンス取得!/Officially certified!

2013年10月11日金曜 ワーホリ開始からほぼ1年経ってようやく、目に見える形での「進歩」をひとつ達成しました。 祝・オープン・ウォーター ダイバーライセンス取得! Eラーニングで6章からなる学科講習を修了し、2日間の水中講習を終えて、晴れて認定! 水中講習の1日目は、プールで半日、その後フィッツロイ島で1ダイブ。 そして2日目は、通常のツアー客に混じって沖のリーフへ出て、3本のダイブを行って終了。 水中講習の大半は、緊急時の対応です。 海中でマスクを外す練習から、空気がなくなった場合にバディ(連れダイバー)からもらう練習、一人で息を吐き続けながら浮上する練習、海中でコンパスを使って元の場所に戻ってくる練習、呼吸で浮力を調整する練習、などなど。 体験ダイビングを行ったエイジンコート・リーフほどの透明度はありませんでしたが、2日目の水中講習で行ったムーア・リーフにも魚がたくさんいて楽しかったです。エイジンコートよりも人慣れしているようで、臆することなく群がってきてくれました。 おかげで、のっけから大物のご尊顔も拝謁。 ナポレオン閣下のお出まし!かなり近距離です ヒレで歩いていた魚こっちが近づくと、ビクッとしてヒレで数歩後ずさっていました。泳げばいいじゃないの。 海中テスト中。本当は、一人でこんなに浮上していては(しかも呑気に写真なんか撮っていては)いけないんですが・・・   やっぱりいた大シャコ貝 ナポレオンフィッシュは、もはやマスコット的な存在みたいです。群を抜いてデカイんですが、どこか愛嬌のある顔をしてるんですよね。 「何か忘れてるような気がするんだけどな~」と言いたげな顔に見えます。 それにしても。 海中というのは不思議なところです。何がどう、というのは、私の貧困な語彙力では説明できません。とにかく「世界が違う」としか言いようがないのですが、なんとも不思議な感覚です。 たかだか10...

2013/09/30

Day 336: ルーミート/Gamey roo

2013年9月30日月曜ついに食しました。パッと見た感じは牛肉ですが、れっきとした有袋類界のキックボクサー、カンガルーの肉(ルーミート)です。ルーミートそのものは以前、レストランで食べてはいるのです。が、自分で調理したのは今回が初めてです。脂肪の少ない赤身の肉はダイエッターの味方でもあるようで、程よく噛みごたえがあって私は好きです。例えて言うなら、柔らかめのビーフジャーキーを15本くらい束にしてかじった感じ。噛みきれないこともなく、じんわり肉の味が楽しめます。魚や鶏肉派の方にはくどいかもしれませんが、牛肉やラム肉好きな方なら、ルーミートもきっと好きだろうと思います。さて、そんなこんなで明日からはいよいよ10月、ワーホリ最後の月に突入です。終わるまでは終わりじゃないですから、最後まで Carpe Di...

2013/09/29

Day 334: ダイビング初挑戦!3/The Great Barrier Reef 3

2013年9月28日土曜 ケアンズに来てからなーんも冒険してないなぁ。 世界遺産の目と鼻の先にいて、これはちょっともったいない。 ということで参加してきた人生初のダイビング、1のシュノーケリング、2の初ダイブを終えて、本日2度目のダイブです。 初回同様、また綱を伝ってそろりそろりと降りていきます。 すると3か所目のこのポイントには、なんだかやたらと目につくものがありました。 なんだ、あれは ほら、ここにも あ、あそこにも 二つも落ちてるぞ う●こ・・・にしてはバカにでかい。そして長い。 ツチノコ・・・って海底にいるのか?形も違うし。 短いウミヘビ・・・にしても頭がどっちかわからん。 気になったので、スタッフさんに合図して海底まで降りてみました。 スタッフさんに言われるままに恐々触ってみたら、かたくて柔らかい不思議な感触。皮膚は分厚いけど中味はないような・・・そう、まるでベルベット素材の直線型エアー枕のような。 さて正解は・・・ やっぱりか!!  心のどこかで「もしかして・・・」とは思ってましたけどね、ええ。 子供のころからナマコが嫌いなんです、私。うんと小っちゃい頃、海辺でナマコを見て怖くて泣いたんです。その時は、ぬめぬめした軟体動物のイメージだったんですが、今日見たナマコはさらにでかくて不思議な感触で、気持ち悪さは拭えないんですが、触ることができちゃったんですよ。 スタッフさんがひっくり返して裏(腹?)のほうを見せてくれたのですが、表と違って真っ平らで、黒ではなく白でした。真っ黒で生き物というよりは何かの素材のような表と違って、裏は白くてひだがあって生き物みたいで(生き物ですが)、思わずぽんと手から放してしまいました。するとナマコは、上下反転したままスローモーションでふんわりと砂地にバウンドしました。慌てて元の通りにひっくり返しましたが、あのまま上下逆さにしていたらどうなるのか、興味はあります。 こんなのもいました これはさすがに近づく気にはなれません そこからまた遊泳を続けていきましたが、いるわいるわ、黒いのがあちこちに落ちています。真っ黒だし、変な存在感があるのです。 そして出ました、さらに上をいくナマコキング。 ナウシカに出てきそう 大ボスにふさわしい威厳と気持ち悪さです。それでも触りましたけどね。 でかい&イボい、バイカナマコ ダイバーズハイで触っちゃってますが、 今見たら相当気持ち悪い そしてまたひっくり返してくれちゃうスタッフさん こっちが口と言っているのか、 お尻だと言っているのかは分からずじまい ナマコはもうお腹一杯ですね。お口直しをどうぞ。 出ました、ニモ(クマノミ)! 写真では分かりづらいのですが、 それはもう色とりどりです この形にも何か意味があるんでしょうな イッカクのなりそこないみたいな 青い魚がお気に入りです それは鼻なのか? さっきとはデザインが違うペッラペラな魚 本のしおりになりそうです このデザインはなかなか前衛的ですよ 真っ黄色な唇も悩殺ものです 岩にはまったシャコ貝 岩にはまらず大きくなったシャコ貝 丸まれば私くらいはすっぽり入ります ちょっと触ったらビクッと動きました またあっという間の30分を終えて、残りの時間はまたシュノーケリングに出ました。 パシャパシャ写真を撮っていてふと真下を見たら、なんと、ウミガメがゆーっくりと泳いでいるではありませんか! 「このスポットではカメが見られるかも」と聞いてはいましたが、ダイビング中には遭遇できず。何よりもナマコに夢中でしたし。 でも、ウミガメが向こうから姿を見せてくれたんなら、追いかけない手はない!という迷子の典型みたいな思考で、滑空するように泳ぐウミガメの後をついていきました。 ダイビング中だったら(あるいは素潜りができたら)至近距離で写真が撮れたかもしれないと思うと、若干悔しいです。しかし、これでも十分にボーナスサプライズでした。ありがたやありがたや。 これまた少し分かりづらいのですが、 黒・黄・ピンクの原宿系魚類です 青のグラデーションに緑が重なって なんとも言えないきれいさです そりゃ薄ら笑いもしたくなりますよ 本日の大トリはこの方! サプライズ登場ありがとう! ウミガメを追いかけながら、どこまで行くんだろう、竜宮城は遠いのかしら、と思い始めた矢先、「ぽーーーん」と汽笛が鳴りました。戻らなきゃと思って海面に顔を出したら、えらく遠くまで来てしまっていて一瞬放心。とりあえず一生懸命フィンをバタつかせて船を目指しましたが、最終的にはエンジン付きゴムボートに救助されました。ありがたや・・・そして面目ない。 そんなこんなで、無事にダイビングデビューを飾りました。 百聞は一見に如かずと申しますが、まぁ何でもそうですね。自分の目で見るものがもっとも揺るぎない事実ですし、自分自身が体験したことがもっとも説得力のある言葉になります。 今回の初ダイビングでは、海中・海底って本当にあんなにも色彩豊かなのか、というのが一番大きな発見でした。一部のサンゴは目の覚めるようなブルーでしたが、全体的にはパステルカラーなのも驚きでした。もはやメルヘンです。 魚に至っては、赤青黄色は当然ながら、色彩の組み合わせがなんとも独創的でした。 やはり、人間の想像力が自然を超えることはないんでしょうな。 他のダイバーさんたちに聞くと、今日のスポットは他と比べてもだいぶ綺麗な方だとか。この先またダイビングをする機会があるとして、これを超えることはそうそうないのかもしれません。でもやはり、またダイビングにチャレンジしたいと思います。 ワーホリ目標の一つ、『グレートバリアリーフでダイビングすること』、本日達成!!!祝杯だ!! ****** 【ツアーデータ】ダイブ7シーズさん(日本人スタッフ) 行先: グレートバリアリーフ、エイジンコート・リーフ...