Life is a Journey

Life is a Journey. Wouldn't you agree?

2013/01/31

Day 93: 第1四半期を終えて/First quarter assessment

2013年1月30日水曜 昨日で、渡豪から丸3ヵ月を数えました。 最初の数週間は生活の基盤を整えることを最優先し、観光もそこそこにバイトを探し始め、バイト先に合わせてシェアハウスを決めて、渡豪から1ヵ月後には今の生活パターンが始まりました。 それから2ヵ月。 観光らしい観光と言えば、メルボルンシティ内の博物館や旧監獄、動物園にグレート・オーシャン・ロードくらいで、他はほぼずーっとバイト先と家とを往復するのみの2ヵ月間でした。 バイト先では顔なじみのお客さんも増え、名前を覚えたり名前を覚えてもらったり、日本酒について説明して「なるほど」と言ってもらったり、日本酒を飲んだお客さんから返ってきた感想に逆にこちらが「なるほど」とうなったり。お客さんのことはまた別の機会に書きたいと思いますが、色々と刺激になって面白いです。 前回書いたように(Day 91: バイト仲間のこと)バイト先ではスタッフ仲間にも恵まれ、シェアメイトも干渉し過ぎず、掃除も当番制でストレスのない住環境ですし、今は居心地の良い平坦かつ平安な時期にあると感じています。 そこで、動くことを決めました。 この安息の日々はぬるま湯であり、ぬるま湯は時間が経てば経つほど抜け出すのが難しくなります。 ちょうど家主に契約更新如何を伝える時期だったので、当初の3ヵ月契約が切れる2月末をもって解約とする意向を伝えました。せっかくメルボルンにいるのですから、次はシティで仕事を探して、シティに住んでみたいと思います。 ここで動くことが吉と出ても凶と出ても、後悔することはないでしょう。 むしろ、今動かないとそれこそ後悔することになると思います。 思い立ったが吉日。 動くか動くまいか迷った時点で、「足踏み始め!」の状態なのです。 そんなわけで。 比較的のんびりした郊外生活の第1四半期を終えて、次の四半期はもう少しアクティブに、攻めの姿勢で臨みたいと思います。 2013....

2013/01/28

Day 91: バイト仲間のこと/Mates at work

2013年1月28日月曜 少しタイミングを逸してしまいましたが、1月26日はオーストラリアの日でした。 感覚的には日本の建国記念日やアメリカの独立記念日に近いものがあるようですが、実際はイギリスの艦隊がシドニーに入港して入植を宣言した日(1788年)だそうで、アメリカのコロンブス・デーと同じくらい微妙な記念日だという印象もあります。 とは言っても祝日は祝日、しかも土曜日だったので月曜が振替休日になり、嬉し楽しい三連休でした。シティでは花火が上がったとかなんとか。あちこちで国旗ウェアに身を包んだ飲んだくれパーティーピーポーが楽しい夜を過ごしていたことでしょう。 いえ、私はもちろんバイトです。 しかも、中ボスの不在に伴って、土曜は13時間、日曜は12時間勤務。特に土曜はフロアスタッフ全員召集でしたので、またテンテコの舞を舞う覚悟を決めて臨みました。 が、ふたを開けてみたらむしろ暇。 拍子抜けしましたが、他のスタッフと雑談や所作の確認をする時間もできて、チームの結束が少し強まった気がします。 ここ1~2週間で、キッチンもフロアもスタッフが増えました。大学入学前の人、学業を終えた人、ワーホリメーカーなどがいますが、日本人は相変わらず私一人です。他は、香港人、台湾人、中国人、韓国人...

2013/01/24

Day 87: 歯医者デビュー/Visiting a dentist

2013年1月24日木曜 探してる時に限って見つからないとか。 会いたくないと思ってる人に限って遭遇率が高いとか。 一人が楽しいって思ってる時に限って妙にモテたりとか。 そして、歯医者の予約を入れた途端に痛みが治まったりとか。 世の中、「ちょっとちょっと~」と思うことがままありますが、痛みが治まったからと言って根本的な問題は解決されていないので、とにかく意を決して歯医者へ行ってきました。 誤解のないように申し添えておきますと、私、歯医者のギュルギュルギュィィーーンンヂーーーーガガガガガという音はわりかし好きです。あんな金属製の凶器が本気(?)で向かってくるほどの強靭な部位をこの体に備えているという誇り。体中の他のどの部位に当てても大ケガ必至のあのフルメタルマシンに、唯一立ち向かえるこの歯。 ま、穴開けられたり削られたりしてるんで、結局はマシンに負けてるんですけどね。 話が脱線しました。 覚悟を決めたのは、出費のほうです。保険が効かないので本当に高いよという話を四方八方から聞いていましたし、オーストラリアの国民の40%が、治療費が高すぎて歯医者にかかれないという話も耳にしていました。そこで、予約の電話を入れた時におそるおそる「おいくらくらいになりましょうか・・・?」と訊いてみましたら、「初診料が55ドル、あとは治療内容によりますね」とのお返事。うむむ、やっぱり安くはない上に、不安はちっとも解消されない・・・ そんなこんなで、「とにかく行ってみた」のです。背に腹が代えられるもんなら代えたい。 最初に電話した大きめの歯科医院は1週間待ちと言われたので、小さめの歯科医院で予約。指定された時間に行って、問診票に記入して、しばらく待っていたら個室に通されました。大きな窓とテレビがついた清潔感あふれる部屋でした。なぜかサングラスを渡されたのですが、窓に顔を向けているからなのか、診療中に先生が気まずい思いをしないためなのかは分かりません。とりあえずつけておきました。 大きな窓から差し込む木漏れ日、テレビにリクライニングチェア、サングラスとよだれかけ、もうリゾート気分は最高潮です。 そこへクリニック代表のパセラ先生ご登場。庭先に植わっているハーブみたいな名前だなと思いながら症状を説明して、リクライニングチェアに横たわったままX線撮影をして(これはちょっと感心)、撮影結果を見ながら先生の説明と今後の流れを聞いて、15分もせずに診察終了。待合室と個室のテレビを眺めていた時間のほうが長かったです。 そしてお代は・・・110ドル!10時間分の労働がスパッと蒸発! 内訳は、初診料55ドル、X線撮影費55ドルでした。処方箋をもらい、どこかの薬局で抗生物質を購入して様子を見ることになりました。抗生物質が効いているか否かで診断および今後の治療方法をあらためて検討するのだとか。有無を言わさず一週間後に予約を入れられたので、なんだか宿題をもらった気分です。 なんとなく、もう痛みを感じなくなっている気がするのですが。 気のせいですかね。 とにかく、オーストラリアで歯医者デビューしました。 計画性のある皆さんは、日本で歯科にかかってから海を渡りましょう。 2013....

2013/01/23

Day 86: 星を見上げて/Starry Night

2013年1月23日水曜 この一週間、ちょっと忙しくしていました。 バイトの前にシティへ出て移民博物館を見学したり、 金曜夜に50人パーティをはじめ複数の予約があってテンテコの舞いを舞っていたり、 新しく入ってきたスタッフ君にあれやこれや教えてみたり、 数日かけてブログの記事を書いてみたり(前回のやたら長いアレです)、 そしてその合間に、 公園の芝生でうっかりうたた寝しちゃったり、 バイト中にうっかり醤油をかぶっちゃたり、 うっかりビールを浴びさせられちゃったり、 歯が痛すぎてまさかの不眠になったり、 笑顔が引きつったり笑顔をもらったりしながら、 それでもそこそこ元気です。 昨夜はしかし、歯が痛すぎて偏頭痛を併発し、またそれほど忙しくもなかったので 中ボスにお願いしてバイトを早退しました。 まさか歯痛ごときで無遅刻・無早退・無欠席の三冠を手放すことになるとは。無念です。 そんなわけで昨夜は23時過ぎに歩いて帰りながら、住宅地の坂道に差し掛かったところで、いつものように自然に星空を見上げました。ここの夜空には、きっとあれが天の川なんだろうなと思いながら見上げている星の流れがあります。そしてその星の流れを見るたびに、ハイスタの歌を思い出して自分をちょっとだけ鼓舞するのです。 大学生時代にも、同じ歌を何度も聞いて、星を見るたびに思い出して、自分を元気づけていました。 どこへ行きたかったんだっけ? 何が楽しいんだっけ? 何をしたら嬉しいんだっけ? アンパンマンじゃないですが、そんなことを自分に尋ねながら、息を切らしながら、坂道を登っています。 今日は早退することなく任務を全うします。 ちばりよー!いえす! こんなお酒もあります。 ちょっと飲んでみたい。 Starry...

2013/01/19

Day 77: ほんとにツアーへ/The Great Ocean Road!

2013年1月14日月曜 同じ轍は踏むまいと、前夜は11時に就寝、5時に起床、6:39発の電車に乗ってシティへ。 そして行ってきました、 万座毛!!     ・・・ではなく、グレート・オーシャン・ロードです。 参加したのは、走行距離600km、往復12時間のバスツアー。 ドライバー兼ガイドのロジャーさんは56歳、生粋のメルボルンっ子で、今はシティから車で3時間のところに12エーカーくらいの土地を買って住んでいるとか。リンゴに梨、アプリコットや柑橘類の豊富な農園で、果物を育てたり飼っているアルパカの世話をしたり、週に何回かこうしてツアーバスの仕事をしながら暮らしているそうです。ちょっとうらやましい生活だなと思いました。 バスはロジャーさんの自己紹介に始まり、シティの南側から北西へ向かって走ります。 メルボルンの人口は約400万人で、ビクトリア州の3分の2、オーストラリア全体の6分の1強を占めるとか。また、ここビクトリア州は、ゴールドラッシュ時代には世界中の金の40%にあたる量を産出していたことや、現在のオーストラリア国内に出回っている乳製品の65%を供給していることなど、トリビア的情報をたくさん織り交ぜながらツアーを進めてくれました。 反対車線の渋滞ぶりを示して、「見ての通りシティへの通勤ラッシュがあまりにひどいので、メルボルンでは高速道路のことを"Car...

2013/01/08

Day 70: たまにはツアーへ/Going on a tour

2013年1月7日月曜 仕事も学校も始まった頃でしょうか。 こちらは新年2日目からバイトに精を出しておりますが、暑すぎて倒れそうです。 特に先週後半は予報が36℃、ということは常に2℃は上をいくので実際は38℃、加えてバイト先のエアコンが効かず、温度計ぶっちぎりの45℃の中で働いていました。 いやもう、本当に冗談じゃない暑さでした。それでも来てくれるお客様が恨めし有り難かったです。 風がある分、外のほうがまだ凌ぎやすかったはずです。 仕事中に中ボスとちょっと言い合いになってしまったのも、暑さが一役買ってくれていたはずです。 そして私が折れてまた接客に向かったとき、背後で中ボスが「Fxxk!」と言っていたのは空耳ではないはずです。 そんなこんなで、心も体も折れちゃう前に、気晴らしも兼ねてツアーに参加することにしました。 メルボルン近郊の絶対行きたい観光スポット、グレートオーシャンロード一日バスツアー! 日曜朝に思い立ってすぐに翌日のツアーをネットで予約し、バイトから帰ってきてから電話で集合場所等の確認をしました。 ちなみに、ツアーを探したのはココ。行先別に各社のツアーが日付と価格付きで表示されるので便利です。 日曜夜はバイト先のスタッフパーティが予定されていましたが、遅い時間の開始だったので、映画館で『Life...

2013/01/01

Day 64: 謹賀新年/Happy New Year 2013

2013年1月1日火曜 新年明けましておめでとうございます。 2013年初日をいかがお過ごしでしょうか。 そして、年越しは誰とどのように過ごされましたか? 私は、昨夜10時頃にふらっと現れた大ボスの鶴の一声で、10時半にバイト終了。スタッフ全員に年内の挨拶と御礼を言って、そのまま電車に乗ってシティへ。メルボルン名物の年越し花火打ち上げにバッチリ間に合いました。 55万人の人出、22か所からの打ち上げ、33万ドル(約2800万円)相当の花火。 この数字でどれほど想像できるかわかりませんが、現場はこんな感じでした。 Flinders Street Station付近。 後ろに見えるのはSt. Paul's Cathedral 当然、トラム(路面電車)を含むすべての交通は通行止めです。 アナウンスに従ってヤラ川にかかる橋を渡り、シティのビル群を川向かいから眺める位置へ。 夜景だけでもなかなかの眺めです。 そして、時計の針が12時を指した時。 どーん!! New...