Life is a Journey

Life is a Journey. Wouldn't you agree?

2013/03/26

Day 148: 恋しやニッポン/Hallelujah NIPPON!

2013年3月26日火曜 リッチモンドにある新しいシェアハウスでリビングルーム生活を始めて、早くも1カ月が経過しました。 シェアメイトの男の子は2人とも日中不在ですし、リビングに住む際の最大の懸念事項であった「プライバシーの欠如」に関しては、特に文句はありません。むしろ、いつもリビングにいるので、シェアメイトとの挨拶から雑談から「一本いっとく?」的なお誘いまで、コミュニケーションはそこそこ取れていると思います。”誰かと住んでいる”という感覚が欲しい方は、リビングの主になるのも一策かと。 しかし、多少の不満もなきにしもあらず。 シェアメイトの片割れの彼女さんが、無断で私の食材や酒に手をかけることとか。 シェアメイトの片割れの彼女さんが、使った食器を洗わずに放置することとか。 シェアメイトの片割れの彼女さんが、深夜に情緒不安定で泣き出した時に、なぜか私が外に連れ出して慰めてたこととか。 シェアメイトの片割れが飲み散らかした大量のビール瓶を、私が捨てに行く羽目になることとか。 そして、シェアメイトの片割れとその彼女さんの、その・・・ピンクな声とか。(それも半同棲状態なので、ほぼ毎日) 悪い人たちではないんですけどね、シェアメイトの片割れとその彼女さん。 プレステ3のGuitar...

2013/03/23

Day 145: アースアワー2013/"I Will If You Will"

2013年3月23日土曜 そろそろ東京の桜も本格的な見頃を迎えている頃でしょうか。 メルボルンはめっきり寒くなりました。 日中の最高気温は20度後半に達するものの、一日の大半は半袖か長袖、夜は布団をかぶって寝ています。 そして今日は、Earth Hour(アースアワー)の日ですね。ご存知の方も多いと思いますが、これはみんなで一斉に一時間だけ消灯しましょうという、WWF主導の対地球温暖化アクションです。現地時間で夜8:30~9:30がアースアワーですので、日付変更線の西側から徐々に、サッカー応援のウェーブのように消灯の波が地球を巡ります。 タイトルの"I Will If You Will"は、「あなたが動くなら私も」という交換条件的なアクション提示ですが、たくさんの人たちがなかなか面白い呼びかけをしています。 たとえば、欧州委員会環境担当委員である、スロベニアのJanez...

2013/03/18

Day 139: 去りゆく夏の日/Farewell Summer days

2013年3月17日日曜 今日も風に乗ってレーシングカーのうなりが聞こえてきます。 メルボルンの中心部から遠くないアルバートパーク(Albert Park)というところで、ここ数日、オーストラリアF1グランプリが開催されています。私が住んでいるリッチモンドから5.8kmの距離にあってなおこんなにはっきり聞こえてくるのですから、会場にいたらものすごい爆音なのでしょう。 それにしても、F1開催に合わせたかのように天気が悪くなったのは残念でした。 先週までは35℃超えの日々が続き、扇子を片手に、寝苦しい夜に辟易していたのです。それなのに、昨夜は寒くて毛布をしっかりかぶって寝ました。ちなみに、このアパートに越してきてから、リビングの窓が閉められたことは一度もありません。外気温そのままの生活です。 ついさっきも雨の合間を見計らって近所へ買い...

2013/03/16

Day 138: 日給6ドル/Paid the pay

2013年3月16日土曜 人は一生の間でどのくらい仕事をするのでしょう。 時代が変われば仕事の定義も変わりますし、何より個人の主観や価値観が「仕事をしている」という意識そのものを大きく左右します。 羊飼いは「仕事」なのか「生き方」なのか。 医者は「仕事」なのか「使命」なのか。 画家は「仕事」なのか「趣味」なのか。 仕事っていったい何だろう? こんにちは。 月刊小学2年生で特集されそうな疑問をふと真面目に考えてしまう、 絶賛無職満喫中の小学26年生です。 が、この一週間は、2つほど仕事をしました。 1つめは日曜夕方、ウェディングの二次会的なイベントでのウェイトレスでした。 人手不足でバタバタしたものの、終了後の軽い達成感とスタッフ打ち上げで飲んだお酒は格別でした。 2つめは、火曜午後に降って湧いた翻訳の仕事。 知人絡みでは...

2013/03/11

Day 133: あれから2年/Reminiscing 311

2013年3月11日月曜 18,000人超の死者・行方不明者を出した東日本大震災から、2年が経ちました。 先ほど、日本時間の午後2時46分に合わせ、1分間の黙祷を捧げました。 地震発生の瞬間のことは、今でも体が覚えています。 社内のクリーンデーで不要書類の片付けをしていた時でした。積み上げた段ボール箱の前で同僚にしがみつき、まっすぐ立つこともしゃがむことも出来ずに、眼前のガラスの壁がこんにゃくのようにしなるのを凝視していました。 その後、2回の屋外避難を経ていわゆる"帰宅困難者"の仲間入りはしましたが、楽に自宅までたどり着いた方だと思いますし、自宅の被害も軽微でしたし、家族や友人・知人の無事も確認できました。 しかしその後、テレビから溢れてきた映像には絶句するしかありませんでした。 あの津波の映像を観ていた世界中の誰もが同様であったと思います。 ついさっきまで「普通」で「当たり前」であったことが目の前で壊されていく衝撃が、そしてそのとてつもない破壊力が今にも自分に届きそうな恐怖が、私のように想像力の乏しい人間にも分かりやすい形で、現実という最悪の形で、テレビの向こうで広がっていました。 その後の混乱と自衛隊や各国から派遣された救助隊の方々の活動は私がわざわざ繰り返すまでもありませんが、この震災で、未来に対する自分の考え方が少し変わりました。 このプロジェクト31の基本姿勢である Carpe...

2013/03/08

Day 130: オージーファッション/Fashion in down under

2013年3月8日金曜 今日は国際女性デーですね。 男女平等が声高に叫ばれるようになって久しく、現代の日本人として生まれた私は先人達の努力の成果を当然のように享受して生きています。 時々、男女平等という言葉そのものを不思議に思うことがあります。 はるか昔、生きることが第一目的であった時代は、例えば「男ばっかり狩りに行ってずるい」とか「女ばっかりイモや木の実を採っててずるい」とか言ってる場合ではなかったはずです。文明が発達して、頭脳や知覚など比較的性差のないフィールドで能力を競うことができるからこそ叫ばれる“平等”なのだろうと思うのです。 ですが時折、無用で無茶な“平等”のゴリ押しを見かけます。女性にも“平等”の機会を与えるために、消防士になるための試験で女性にだけ電気オノの使用を許可したなどという話を聞くと、どこかズレている感じがする...

2013/03/05

Day 127: RSA受講/Attending RSA course

2013年3月5日火曜 新しいシェアハウスでの生活も2週間目に突入しました。 私の一日は、シェアメイトが二人とも仕事に出た後で起床し、シャワーを浴びるところから始まります。 昨日はシェアメイトのガールフレンドと近所を散策して、郵便局や銀行、合鍵屋さんに行きました。便利なエリアで助かります。 そして今日は、RSAというホスピタリティ関連の資格を取得しにシティへ。 RSAは“Responsible Service of Alcohol”の略で、アルコールを提供するレストランやバーや酒屋で働く従業員に対し、取得が義務付けられている資格です。(過去3ヵ月の居酒屋バイトではこの資格無しでアルコールを提供してきましたが、これは違法です。) 4時間の講義の終わりに選択問題のテストを受けて、合格点なら資格取得というスピーディなコースです。50ドル...

2013/03/03

Day 125: 近所にIKEA/New neighborhood

2013年3月3日日曜 桃の節句にリンゴをかじりながらブログを書いてます。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 新しいシェアハウスに越してきて、6日目。 リビングルームのソファベッドで寝るのも、シェアメイトの部屋から朝晩問わずピンクな音が漏れてくるのにも、もう慣れました。 そしてそろそろ周辺を散策しようと、今日は午前中から外出しました。 最初の目標は、IKEA!日本では船橋や横浜に巨大店舗を構える、スウェーデン発の家具店です。元々、家具店やホームファッション系の店は好きなんですが、IKEAの面白いところは、モデル展示が豊富なところ。寝室からリビング、子供部屋からキッチンまで、自分の「理想の部屋」作りのヒントをこれでもかと言うくらい投げてくれます。 狭いアパートも、レイアウトと家具次第で まるでドラマのセット。 そしてIKEAでのもうひとつの楽しみは、カフェテリアです。マッシュポテトとリンゴンベリージャムを添えたミートボールがもっともポピュラーな定番メニューですが、これは最近、馬肉が混ざっていたとかでヨーロッパでは供給ストップになっているようです。日本なら、馬肉ダンゴもそのままメニューに載せられそうですが。 ミートボールセット(小)は$6.95、 シナモンロールは$0.75。 良心的な価格もIKEAの魅力。 IKEAで目と腹を満足させた後は、スーパーに寄ってブドウとスケッチブックを購入し、トラムに乗ってFitzroy...

2013/03/02

Day 123: 野外フェス/SOUNDWAVE 2013!!

2013年3月1日金曜 ~前置き~ 以下は100%個人的趣味の内容です。しかも例によって長々と書き散らしています。 【野外フェス】、【HR/HM】といった言葉でピンと来ない場合は、さくっと読み流すか、するっとスルーしていただくのが得策かと思います。 では、本題。 日本でも随分とメジャーになった野外音楽フェスティバルですが、野外大好きオーストラリアにもフェスは当然あります。その一つが、パースで2004年に初回が開催され、2007年以降、各都市を回る一大イベントに成長したSoundwave(サウンドウェーブ)。日本のサマーソニックや富士ロックフェスティバルに近いのですが、もうちょっとHR/HM寄りな印象と期待がありました。 が、人気がありすぎてチケットはとうに完売。 フェスはあきらめて、アーティストがフェスの前後に行うライブ「Sidewave(サイドウェーブ)」の一つ、Linkin...