2013/03/08

Day 130: オージーファッション/Fashion in down under

2013年3月8日金曜

今日は国際女性デーですね。
男女平等が声高に叫ばれるようになって久しく、現代の日本人として生まれた私は先人達の努力の成果を当然のように享受して生きています。

時々、男女平等という言葉そのものを不思議に思うことがあります。
はるか昔、生きることが第一目的であった時代は、例えば「男ばっかり狩りに行ってずるい」とか「女ばっかりイモや木の実を採っててずるい」とか言ってる場合ではなかったはずです。文明が発達して、頭脳や知覚など比較的性差のないフィールドで能力を競うことができるからこそ叫ばれる“平等”なのだろうと思うのです。
ですが時折、無用で無茶な“平等”のゴリ押しを見かけます。女性にも“平等”の機会を与えるために、消防士になるための試験で女性にだけ電気オノの使用を許可したなどという話を聞くと、どこかズレている感じがするのです。


そしていつの間にか本題もズレていました。
今日のテーマは、オージーファッションです。

先週からこっち、メルボルンは連日30度超えの猛暑を記録しています。そんな夏(残暑?)真っ盛りのメルボルンでは、男性陣も女性陣も露出度高めです。

まず、男性は、サングラス、ショートパンツ、ビーチサンダルが基本スタイルです。上はタンクトップかTシャツか襟のあるシャツ、たまにポロシャツ。ちなみに、ショートパンツは膝上が必須です。シェアメイト曰く、膝下丈は「カッコ悪い」のだそうです。膝小僧も肩の筋肉も見せて、ビーサンにグラサンで颯爽と炎天下を歩きましょう。

そして女性。こちらはバリエーションが多いのですが、基本はやっぱりサングラス、ショートパンツまたはミニスカート、あるいはサマードレス、そしてビーチサンダルです。

10代~20代のアナタは、ミニスカートや超ショートパンツ。堂々の太もも大胆見せで若さを主張しましょう。
30代~40代のアナタは、同じくスカートやショーツ、またはマキシ丈のロングワンピースで肩もデコルテも駆使して大人の魅力をアピールしましょう。
50代~60代のアナタは、膝上のサマードレスで悩殺です。
70代~のアナタは、もう誰にも止められません。

そして上記は全てナマ足です。肌を出してナンボ、な心意気が如実に見て取れます。交差点などでナマ足ガールズが揃って信号待ちしていたりする光景は、「韓流グループか!」と突っ込みたくなるほどです。いや、足の長さとか太さとかはこの際関係ないんです。ちゃんと手入れをして堂々と出しているところに拍手喝采です。

主に日本人、韓国人、台湾・香港人に見られるスカートまたはショーツとタイツの組み合わせは、オージーガールにはほとんど見られません。そもそも、日本人の好きな“重ねる”スタイル、いわゆるレイヤーは、ここではそんなコンセプトすらないかのようです。ドレスと着物というそれぞれの服装文化を鑑みれば頷けることではあるのですが。

もっとも、服を重ねて着ると考えただけで汗が噴き出すこの気候ですから、私も意地張ってタイツなんか履くのをそろそろやめなくては。

今夜もきっと寝苦しい夜でしょう。



暑すぎてまともに食事をする気にもならず、
果物ばかりを買ってきました。
これで$4.56!

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