2013年3月5日火曜
新しいシェアハウスでの生活も2週間目に突入しました。
私の一日は、シェアメイトが二人とも仕事に出た後で起床し、シャワーを浴びるところから始まります。
昨日はシェアメイトのガールフレンドと近所を散策して、郵便局や銀行、合鍵屋さんに行きました。便利なエリアで助かります。
そして今日は、RSAというホスピタリティ関連の資格を取得しにシティへ。
RSAは“Responsible Service of Alcohol”の略で、アルコールを提供するレストランやバーや酒屋で働く従業員に対し、取得が義務付けられている資格です。(過去3ヵ月の居酒屋バイトではこの資格無しでアルコールを提供してきましたが、これは違法です。)
4時間の講義の終わりに選択問題のテストを受けて、合格点なら資格取得というスピーディなコースです。50ドルの受講料は安くはありませんが、好奇心もあり、また次のバイト探しに使えるかもしれないので、取りあえず受けてみました。
結果は、20問中19問正解で無事に資格取得と相成りました。
講義そのものは、20人強の参加者をカフェに集め、冊子とDVDを併用しながら進められました。講師は実際にバーテンダー/バーマネージャーをやっている人で、実例を挙げながら説明してくれたのでなかなか面白かったです。
例えば同じお酒でも、男性より女性、筋肉質の人より肥満体質の人、若い人よりお年を召した方のほうが、酔いが回りやすいとか。
緊急入院の実に7割がアルコール関連であるとか。
未成年に酒類を提供したら、最高8,450ドルの罰金を科されるとか。
既に酔っぱらっている人に酒類を提供したら、最高16,901ドルの罰金を科されるとか。
実際、オーストラリアの飲酒に関する規制は、日本よりもずっと厳しいと思います。酔っ払いに酒類を売っちゃダメという規則とその罰金額が良い例ですね。RSA資格保持者は、アルコールの提供を拒否する術も知っておかなくてはなりません。酔っ払いに「NO」なんて言ったら余計に絡まれそうですが、そこは事を荒立てないように、しかし断固とした態度でお断りします。他の参加者とグループを作って、酔っ払い役とバーテン役でのロールプレイもしました。実際にやってみると、酔っ払いに対してやんわりきっぱり断るのはなかなか難儀です。
しかしまぁ、オーストラリアは飲酒の文化や背景や環境が異なりますから、この規制をそのまま日本に輸入するのは無理があるでしょう。大体、居酒屋のような場所で酒類提供を制限するなんて、営業妨害もいいところです。
久々に(軽く)勉強したせいか、またはシティから1時間かけて歩いて帰宅したせいか、はたまたご褒美として空けたモスカトワインのせいか、抗いがたい眠気が襲ってきました。
本日はこれにておやすみなさい。
本文とはあまり関係ないですが、 最新式のトラムの運転室はこんな感じ。 |
0 コメント:
コメントを投稿