2012/12/01

Day 33: そして31/Turning 31

2012年12月1日土曜

師走に入りました。

日付が変わった瞬間は、金曜夜の大繁盛に一人でキリキリ舞いして、リアルに小走りしていました。他のフロアスタッフが帰った後に店内はほぼ満席状態になり、お客様を席に案内したままオーダーも取りに行けないテーブルがいくつかあったり、大急ぎで作ったデザートドリンクの味が違うと作り直しを要求されたり、レジや追加オーダーやテーブルの片付けやらに忙殺されて、肝心の配膳はキッチンスタッフに助けてもらう有様でした。

サービス不十分で申し訳ないと思いつつ、待たせたことを詫びるとやっぱり「No worries!」と返ってくることや、帰り際に次回の予約を入れていくお客様が複数組いたことに、とても救われる思いがしました。

その後、少しずつ客足が引いてやっとテーブルの片付けに手が回り始めた頃、俄かに雷鳴轟く大雨に。窓の外いっぱいに走る稲妻を見た瞬間、ふっと緊張の糸が切れました。そして気持ちに余裕が出て初めて、顔が強張っていたことに気が付きました。いかんいかん、笑顔笑顔!

そんなこんなで、何とか11連勤を乗り切り、三十一になりました。

日本他からおめでとうを送ってくれる家族や友人、バースデードリンクに誘い出してくれるオーストラリアの新しい友人・知人に感謝しつつ、二度目の給料を握りしめて向かうは南半球最大と謳われるChadstoneショッピングセンター!
「絶対迷うよ」と言われてちょっとドキドキ。一体、どれほどの規模なのか・・・期待は高まります。






そんなわけで、行ってきました、Chadstoneショッピングセンター。
確かにでかいですが、ビックリするほどじゃなかったです。規模だけ見るならば、日本に乱立気味の巨大アウトレットモールと変わりないように思えました。日本のアウトレットほどの混雑はないものの、クリスマス後ともなると24時間営業でセールを行い、たくさんの人でごった返すそうです。

そして確かに迷って無駄にうろうろしましたが・・・何か違うんだよなぁ。迷ったのは建物の構造のせいだし、何より館内地図がないんだもの。日本のデパートやアウトレットだと、大体エスカレーターの脇にフロア案内図がありますよね。でもこのChadstone SC、インフォメーションセンターを探し当てて地図をもらうまでは、フロア案内ボードに一回しか巡り会えず。これも客足を散らす魂胆ゆえなのか・・・

結局、握りしめていった給料で買ったのは、まな板と箸とタッパー、それに肌触りと鮮やかなグリーンに惹かれたストール。しめて40ドルちょっとです。そして最寄り駅でサイダー(注:お酒です)を2本買って帰宅し、それぞれに夕飯を作って食べ始めたシェアメイトたちと初めてちゃんと話をしました。
スリランカ国内で40年続いた内戦の話、宗教の話、今までのシェア経験などに始まり、本題である掃除当番、共有物のリストアップ、雑多な確認事項などの話をしました。進んでコミュニケーションを取れるシェアメイトで良かったなと思います。これからしばらくの共同生活、互いに良い関係を築いていけますように。

おめでとうをくれた皆へ、あらためてありがとうを送ります。それもこれも皆様のおかげです!!


0 コメント:

コメントを投稿