2012年12月17日月曜
一週間ぶりです。
お客さんとマネージャーとスタッフ仲間とに喜怒哀楽を刺激されながら、
雨風お日様の激しい自己主張にギブアップしそうになりながら、
それでもイチゴ大福やエッグタルトや庭先のネコなど、小さな癒しに救われていた一週間でした。
そろそろもっと大きな、『ブレイブハート』級のカタルシスが欲しいと思っている今日この頃です。
土曜午後6時のシティ。 |
そして相変わらず週休一日ペースでバイトを継続中ですが、この土日は初めて夕方5時上がりのシフトをもらいました。
メルボルンは夜の8時くらいまで明るいので、5時はまだまだ日中です。ここ数日のモヤモヤを吹き飛ばす勢いで、土曜はバイトの元スタッフ仲間と食事に、そして日曜は日本酒好きな友人と飲みに、2日連続でシティ中心部へ繰り出しました。
そして飲みの席で、初対面である友人の友人に、「ちょっとニュージーランド訛りがあるね」と言われました。
んなアホな。
ニュージーランドなんて住んだことはおろか、行ったこともありません。思い当たるのは、東京で時々つるんでいたニュージーランド人の友人たちくらい。そりゃまあ彼らの発音やイントネーションに多少は影響を受けたかもしれませんが、オーストラリア人は非ニュージーランド人のニュージーランド訛りすら感知できるほどにはっきりとウチとソトを区別しているんでしょうか。
マッコリを飲みながらそこまで考えて、そういえば・・・と思い出したのが、バイト先でよく受ける質問定型文:
「オススメはなに?」
「それ、どこのアクセント?」
二つめの質問は手に持っているメニューとは完全に無関係です。でもこの質問、3日に一度は必ず訊かれます。
これには大抵、「アメリカです」と答えていますが、そこから「アメリカのどこ?」と更に突っ込まれたり、果ては日本の英語教育の話にまで発展したこともあります。
閑話休題。
メルボルンで聞かれるアクセントは、オージー(本場オーストラリア訛り)、インド系、(香港・台湾を含む)中国系、韓国系、日系、ヨーロッパ系に大別できると考えますが、特に前者4系は人口も多いのでバイト先でもシティでも常に耳にしています。それぞれのアクセントを聞き比べるとなかなか面白く、最近、その中でも特にオージー訛りの英語がかわいく聞こえるようになってきました。
何がかわいいって、ダルダルゆるゆるな感じがです。(個人的なイメージは京都弁・・・と言うと、どっちからも怒られそうですが)
例えば、「here」。アメリカ英語(地域差はこの際さておき)はRをきちんと発音するので、語尾は舌を巻いて終わります。しかし巻き舌Rを強調しないイギリス英語に倣い、オージーもRは舌を巻かず、「ヒアー」という感じで発音しています。何と言うかこう、語尾が言いっぱなしというか、とにかくゆるい感じなんです。
あぁ、このブログに音声を付けられたら・・・!
言葉で説明するより、一度でも聞いてみたら「あ、確かになんかかわいい」って思ってもらえる気がします。
「here」や「together」、「ever」などのRで終わる単語を聞くたびに頬が緩んでしまいます。
また、アクセントとは違いますが、オージーは“Thank you”の代わりに"Ta!"と言うことがあります。人によってきびきびとした「タ!」だったり、のったりとした「タ~」だったりするのですが、いずれにしてもレイジーオージーを体現している気がして、これも笑顔の種です。
話が何回も脱線しましたが、オージーの耳はアクセントに敏感です。
というお話でした。
ちなみに私は、日本語もちゃんぽんです。
Short Stacks, Alice in Wonderland, and Chocolate Jubilee @ Pancake Parlour. |
2012. 12. 17 Mon.
It's been a week since my last blog, and it was the longest gap since I came to Melbourne. I've had my (rather minor) ups and downs, and I was stressed out, anxious, lethargic, and tired. I was aware that I was over-eating sweets and over-drinking tapioka milk tea in an attempt to somehow boost my motivation, which in turn added up to my self-disgust. Vicious.
I am fortunate enough, however, to have ex-coworkers and new drinking buddies to help me get rid of my stress. I am also fortunate enough to have some nice customers who will brighten my day simply by showing up or being courteous to me, an anonymous waitstaff at a restaurant.
Recently, through communication and interaction with my customers, I've come to discover my liking to Aussie accents, specifically the way they say words that end with an R. Words like "together," "here," and "ever" are frequently used and I feel like I'm melting every time I hear them. Call me whateva, I just can't help smiling.
Yet another smile inducer is "Ta," and the effect is immediate and long-lasting.
On a more random note, Aussie people frequently shoot me the exact same question out of the blue: "What's your accent?"
I got it on the street, at a store, and of course from my customers almost once every three days.
I figured it's either: A) Aussie people are more keen on accents, B) Aussie people just shoot whatever the question that pops up in their head, or C) Aussie people don't get to see many Japanese who speak American English...or D) All of the above.
Last night, though, my friend's friend told me I have a slight kiwi accent. I was instantly reminded of my good kiwi friends back in Tokyo and was rather happy to hear that, but then I also thought, "Oops I did it again." ...I need to stop picking up accents and intonations from anyone I speak with, be it in Japanese or English...
2 コメント:
こんにちは。
関西なまりの日本語を話す私ですが、中学の英語テキストに、オーストラリアの英語訛りの紹介がありました。
I 'll go to the hospital to die.本当は最後の単語はtoday ですが、day をdaiと発音するなんていうのも、もう昔の話なんでしょうか?
これも25年も前の話ですが、NZ に行った時、地元の人は自転車のことをpush bike と呼んでました。
私には、Hiro の英語の訛りどころか、内容もわかりませんが。
もうすぐ新年ですね。
私も以前(これも20年ほど前ですが)、ケアンズで新年を迎えたことがあります。
今日はここまで。
なみけんさん、こんにちは。
「トゥダイ」もpush bikeも健在ですよ!そして「俺の友達(my mate)」はマイマイです。でも、looと言うものと思っていたお手洗いは普通にtoiletかwashroomと言っています。地方に行けばまだまだ「ゲダイマイ!」と挨拶してくれるかもしれません。
ケアンズもNZも遠からず行きたいですね。
年末はどこかに行けるかな・・・
日本列島は様々な思いが渦巻く年越しになりそうですが、どうぞ良いお年をお迎えくださいますように。
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