Life is a Journey

Life is a Journey. Wouldn't you agree?

森羅万象是我師也

生きている、生かされている。Nothing should be taken for granted.

What did Mark Twain say?

“Twenty years from now you will be more disappointed by the things that you didn't do than by the ones you did do. So throw off the bowlines. Sail away from the safe harbor. Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.”

Fortes Fortuna Adiuvat

Brave is in you.

Journey Never Ends.

いつだってここがスタートライン、今がベストタイミング。だから合言葉は、CARPE DIEM!!

2013/02/26

Day 120: シェアハウス退去/Moving out

2013年2月26日火曜

昨夜から激しい雷雨に見舞われていましたが、午後になって晴れ間が広がっていき、午後4時現在、外はいつもの熱気を取り戻しつつあります。

今夕、3ヵ月ご厄介になったシェアハウスを去ります。
ホステルを転々としていた頃と違い、荷物が格段に増えました。先日の日曜市で衝動買いしたボストンバッグに加えてガーデニング用の大きなプラスチック袋を活用し、荷造り開始から6時間後、なんとか持って行ける形に整え終わりました。

後は、今週の当番になっているトイレと洗面所の掃除をして、自分の部屋を掃除してモップ掛けして、大家さんが来るのを待つのみです。

今は外出中のシェアメイトたちも、出かける際に私の出発時刻を確認して、「それまでには戻ってくるよ」と言ってくれました。ご挨拶代わりにチョコレートを買っておいたけれど、そんなもんでいいのかしら。

今日からちょうど3ヵ月前も、前夜から続く雷雨で「無事に移動できるんかいな」と危ぶんでいました。その日も今日も出発時刻までにはカラッと晴れてくれて、ありがたい限りです。

次の仕事もシェアハウスもまだ決めていませんが、取りあえず、友人宅のリビングルームを間借りすることになっています。これはリビングシェアと言って、まま見られる賃貸方法のようです。普通の部屋を借りるよりも安上がりなのだそうですが、私は単純に次が見つかるまでの"つなぎ"として利用するつもりです。バックパッカーをしてても部屋はできるだけシングルを選びたい私が、プライベート皆無のリビング生活をどこまでエンジョイできるか、乞うご期待。

何事も経験です。
転がってるチャンスは拾っておこうではありませんか。

メルボルンでの最初の「我が家」を去るまで、あと2時間。
家と大家さんとシェアメイトたちにちゃんと御礼を言って、跡を濁さずに立ちたいと思います。




単純に見て、荷物は2.5倍の量に。
もはや旅人の持ち物ではありませぬ。

2013/02/24

Day 118: カンカン照りの日曜朝市/Sunday market in Camberwell

2013年2月24日日曜

15週間続いた「ワー」期を終えて、今日から「ホリ」期に入りました。
渡豪から数えて、第2次「ホリ」期です。

初日の今日は、メルボルンでできた最初の友人との最後のお出かけの日でした。

Victoria Hotel Backpackersで同室だった香港人の女の子と、まずはキャンバーウェル(Camberwell)というシティから電車で20分くらいの郊外へ。ここは、毎週恒例の日曜市で有名なのだとか。午前中のみの朝市ですが、売っているのは生鮮食品等ではなく、服飾・装飾具に家具やインテリアなどの、いわゆるフリーマーケットでした。友人は手作り石鹸を11個10ドルでまとめ買いして、私は目に留まったでっかいボストンバッグを15ドルで購入。シェアハウスに住み始めてから増えた荷物を入れるのにちょうど良さそうです。

あまりに日差しがきつく、また次の予定もあったので、ぐるっと一巡りだけして終了。またいずれ、ゆっくりのぞきに来たいと思います。

フリーマーケットの後は、友人の彼氏の友人たちとブランチをするべく、バラクラヴァ(Balaclava)という悪の帝王みたいな名前の駅へ。赤の他人だらけの完全なアウェー戦でしたが、悪の手先ども、もとい友人の彼氏の友人たちとの2時間弱のカフェブランチをなんとか乗り切って、またお日様が照り付ける屋外へ。バラクラヴァ駅近辺は、フローズンヨーグルト屋さんやカフェ、雑貨屋やスーパーなどが軒を連ねていて、ぶらっと散歩するだけでも面白い通りでした。

おしゃれカフェめし。
ビーフバーガー $18.90


その後は友人と二人でシティへ向かい、川岸のベンチで飲んだり食べたりしてまーったりと過ごしました。


まったりしてても腹は減る。
フードコートでインドめしを調達。
マンゴーラッシーを付けて $13.40

この友人と同室だったのは2週間弱、その後は月に一回ペースでしか会えなかったけれど、ワーホリのこと、家族や友人のこと、仕事のこと、その他雑多な話を交換できました。友人はもうすぐメルボルンを離れ、来月半ばには香港に帰ってしまいますが、またどこかで会えたらと思います。

「たまたまの縁」が幸運な縁だったことに、また今日もひとつ感謝です。

今日のタイトルは看板詐欺じゃないか、と喉元まで出かかってるけどあえて言わないあなたにもひとつ感謝です。

シティの南、サウスバンク


川岸の芸人さん。
こんな陽気なかっこでしんみりアルペジオって。
暑すぎて指先以外は動かす気にもならないんだろな。

 

2013/02/23

Day 117: 居酒屋最終日/Final day at work

2013年2月23日土曜

何度か経験しているとは言え、最終勤務日というのは多少おセンチになるものです。

おセンチって言葉、まだ通じるの?という疑問はさておき、本日をもって居酒屋バイトを卒業いたしました。生活の中心にバイトを据え、時にストレスを抱え、時に膝が痛みを訴え、大半は学びと気づきとハッタリと笑顔に彩られた15週間でした。

最後の一週間は、言葉を交わした大方の常連さんのお顔を拝めてラッキー♪

いつも着席する間も惜しんで梅酒ロックと枝豆を注文する、ベビーフェイスマッチョのランニングお兄さん。「ここが好きだからいろんな友達を連れてきてるんだよね」との有り難いお言葉通り、いつも誰かを連れてきてくれてありがとう♪ 男女の別なく、ランニングの連れはやっぱりランニングでした。

いつも必ず鮭のカマ焼きを注文する、小澤征爾&市原悦子似のご夫婦。来店するたびに満面の笑みで手を振ってくれて、時々昔の話も聞かせていただきました。昨夜、私がバイトを終えてからまた来店してくださったようで、4、5軒の日本食レストランの名刺を私に残して行かれました。「きっと日本人の友達が見つかるから行ってみなさい」と。うーん、母心。

いつも何だかんだで1升ビンx2本を干してしまう、高校からの仲良し6人組。しかも揃って日本びいきな彼らは、個性もノリも文化的背景も異なるけれど、互いの存在を居心地良く思っているのが手に取るように分かります。日本の友人たちのことを思って、いつもちょっとうらやましくなります。

いつもカニクリームコロッケとたこ焼きは外さない、気の優しいプロレスラーみたいなお兄さん。シメは必ず黒糖ミルクプリンで、たまに新顔を連れてくると、「おまえ黒糖ミルクプリンにしろよ」と言って、結局自分で食べてましたね。目の前にあったらそりゃ食べちゃいますよね。めちゃうまですもんね。

スタッフ仲間についても、お客さんの視界内で堂々と携帯をいじったりお茶を飲んだり壁やカウンターにもたれかかったりするのも、カワイイもんだとすら思えるようになりました。普段はどうあれ、忙しい時には周りを見て先を読んで動いてくれる、頼れる仲間でしたから。アイコンタクトでチームワークが決まった時の快感は、思わずにやけてしまうほどでした。

最後の賄い飯とデザートと梅酒と日本酒をいただいた後、マネージャーとマスターシェフと握手を交わし、不在の大ボスにはメールで感謝を伝え、他のスタッフにも御礼を言って、さらりとバイト先を後にしました。

また立ち寄るのは火を見るより明らかです。
イチゴ大福を食べに、日本酒を飲みに、メルボルンでできた数少ない顔なじみに会いに。

なので、ここはフラットに、さらりと。

いや~、いやはや。
どうもありがとうでした。
いやはや、ほんとに。

この場所であなたと私が関わったことで、少しでも良い影響を残せていたのなら幸いです。


ウワサの黒糖ミルクプリン。
うっとり食べてたらあっという間になくなってます。


P.S. 店を出るときにちょうど「昴」が流れていて、少しだけ胸が熱くなったりして。

"我も行く 心の命ずるままに
 我も行く さらば昴よ

 ああ いつの日か誰かがこの道を
 ああ いつの日か誰かがこの道を"
 
 
 
 

2013/02/18

Day 112: 暑サニマケズ/Sunny day Monday

2013年2月18日月曜

風邪だ花粉だ汚染微粒子だと、マスク業界は日進月歩の性能向上を求められているようですが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

メルボルンは、めったやたら暑いです。
仕事だから我慢してスーツを着てるけど、あるいは軽犯罪法に抵触するから一応我慢してるけど、できることなら今すぐ着ている服を全部脱ぎたい!!

という瞬間が日本での夏には度々ありましたが。

最近のメルボルンの暑さはそれを通り越して、
服を脱ぎたい!どころか、骨になりたい!です。

いえ、いっそ彼岸に渡りたい、という意味ではなく。
肋骨の間を風が通り抜けたら気持ちいいだろうな~、という単純明快な発想です。
暑さで頭がやられちゃった好例ですね。ある意味、召されちゃってます。
そんな暑さなんです、メルボルン。ほんとに冗談じゃない。

そんな暑さの本日は、週に一度の休日です。
予定がなくても予定を作って外出するのが常ですが、暑さに屈して家にいます。
洗濯完了、当番の床掃除も完了、そして今日は週に一度のゴミ回収の日なので、生ゴミも出しておかなくちゃ。


毎週月曜、家の前の道路脇にゴミ箱を出しておくと、
夜中~明け方にゴミ収集車が来て回収していってくれます。
今週は、生ゴミ(赤)とリサイクルゴミ(黄)の週。
来週は、生ゴミと草木ゴミの週。


朝もやの中、ゴミ回収の現場を激写!
車体の横からクレーンが伸びてゴミ箱をキャッチし、
車体の上でひっくり返してゴミを回収。
路上駐車万歳の住宅エリアではどうするんでしょうか。

この家に住むのも、居酒屋バイトも、残すところ1週間。
引っ越しや転職は何度も経験していますが、短期間とは言え生活の大部分を占めた場所や人々と離れるのは、やはり多少は感慨深いものです。

一曜日一曜日を大事に、ありがとうを忘れずに生活していきたいと思います。




2013. 2. 18 Mon.

Another sunny day, and I'm deprived of motivation to go out into the sun. The heat is simply unbearable, and it makes me feel like shedding my clothes, my skin and my flesh, and feeling the cool breeze go through my ribs. What a bliss.

I know for a fact that lots of trees here agree with me when I say "I want to shed my skin cuz it's so hot!" I see them doing it everywhere, regardless of species. Not that it's any of my business, but dendrochronology seems to be of no use in Australia...or is it?

It's too hot outside, my brain is melting, I've done my chore of house cleaning, also done my laundry, so I guess I can legitimately slack off for the rest of the day.



A bowl full of mangoes after a day's work.
A more realistic bliss!




 

2013/02/12

Day 106: バイトのこと 2/Waiting Tables 2

2013年2月12日火曜

気付いたら渡豪100日記念日をとうに過ぎていました。
そして日曜は旧暦の新年でしたが、それも何となく過ぎていきました。

今現在、これまでの人生で一番中国系の人々に囲まれて暮らしていますが、周囲が新年だ帰省だ祭りだ獅子舞だと浮き足立っている中で、私は心身ともに蚊帳の外でした。異なる風習を目の当たりにしても、実際にその中に身を置いても、やっぱり新年は太陽暦の1月1日だし、卒業・入学に桜は付き物だし、カレーはご飯にかけたいんです。

とは言え、みんなが笑顔で「Happy New Year!」と言い合っているのは傍目にも気持ちが良いです。
そして、マネージャーがお年玉袋をくれたのは嬉しかったです。やりー(死語?)な気分です。
いいんですよ、31でお年玉もらって浮かれてても。42歳の独身シェフは、同学年の友人(既婚)が今でもお年玉をくれると言っていましたし、馴染みの定食屋のバイト君にだってお年玉をあげちゃうんだそうです。撒かれた福はありがたくいただきます。

そんな(?)バイトも、残すところ2週間となりました。
昨日でちょうど4ヵ月めに入り、もはや古参といったところですが、それなりに色々とやらかしてきましたよ。

「お燗ならこちらがおすすめです」と言った日本酒が、実は冷酒専用だったり(そしてそれでもお燗で出したり)、
ボトルで飲んだお客さんの勘定にボトル分だけ加算し忘れてたり(追いかけたけど見失い・・・)、
シェフが高々と飾り立てた天ぷらをお客さんの目の前でつんのめって床にまき散らしたり、
ラブリーエンジェルベイビーに笑いかけたら火が付いたように泣かれたり。

物忘れの良さが奏功してその他8割の失敗はすでに記憶の彼方ですが、今でもはっきり覚えている失敗が(少なくとも)ひとつあります。


【食洗機グラス事件】

あれは週末の忙しい夜のことでした。
梅酒用のグラスが足りなくなったので、急いで食洗機を回して、熱々のグラスを冷ますために氷の中に突っ込みました。少しはマシな温度になったところで、氷をたっぷり入れて梅酒ロックをお客さんへ。グラスをテーブルに置いたときに初めて感じた軽い違和感は、取りあえず黙殺。他のテーブルの対応をしているうちに、そんな違和感もすっかり忘れていました。
少し経ってバーに戻り、別のドリンクを作るべくミニスコップを氷に突っ込んだとき、カツンというおかしな音がしました。見ると、氷がゆるめの輪を作っています。「あら、キレイ」なんて言いながら手に取って、ブレスレットよろしく手首に通してみようとしたら、パキンと真っ二つに割れました。

「これ、ガラスじゃん・・・」

それからたっぷり3秒後にようやく点と点がつながって、一気に「???」から「!!!」へ。
血の気が引きました。バッと振り返って、先ごろ梅酒ロックを出したお客さんを見ると、

「フツーに飲んで笑っておられる・・・」

食器を下げるときにそれとなく確認したら、明らかにグラスの丈が短いし、縁がおかしな流線を描いています。口を付ければ一瞬で妙に荒削りなグラスの縁に気付くはずです。カタカタ震えながら御前を辞して、お会計の際に口元を凝視しながら「本日はいかがでしたでしょうか・・・?」と訊いてみましたところ、

「HAHAHA!良かったよ!梅酒も美味しかったしね。また来るよ!」と言って、チップをはずんで去って行かれました。


お客様は神様です(涙)



この食洗機グラス事件が目下最大の失態でしょうかな。
大事に至らなかったから今でこそこうやって笑いをこらえながら書けますが、あの時のお客様には本当に感謝です。いや、それ以前に申し訳ありませんでした。陳謝です。


 ストレスのない仕事なんてないのでしょうが、仕事上のストレスを仕事先で相殺できるのは、本当に有り難いことだと思っています。お客様に感謝、仕事仲間に感謝、今日もまたよろしくどうぞ。





最近、図書館の脇に姿を見せるウサギ。
野良にしては毛並みがよろしい。


Runaway moustached rabbit.
マッキーの太字でひと塗り、的な。



 

2013/02/07

Day 101: 大福怖い/Third visit to a dentist

2013年2月7日木曜

日本列島は冬将軍の猛攻を受けていると聞きましたが、いかがお過ごしでしょうか。
メルボルンも先週は最高気温20度前半の寒い日が続き、ベッドから出られない朝もあったほどでした。
が、打って変わって昨日今日はまた30度超えの猛暑を観測しております。

熱波大王の猛攻もさることながら、今はまた歯痛大魔王に攻められてたじたじヨロヨロです。
先週木曜に歯医者へ行って、処方された抗生物質も服用し終えて、しばらくは調子良好だったのですが・・・。昨日から前よりも激しい痛みに襲われるようになり、先ほど、また歯医者へ行ってきました。5分の診察でまた55ドル、そして新しい抗生物質を処方され、薬局へ寄って帰宅しました。今度の抗生物質で炎症が止められないようだったら、根管治療か抜歯しかないと言われました。どっちもごめんなさいです。

診察代も痛いですが、歯の痛みには敵いません。ほんとにもう、人生を悲観したくなるような痛みなんです。さらに悲しいのが、新しい抗生物質服用中は飲酒禁止だということ。「服用中は少しめまいが出るかもしれません」という薬剤師さんの注意より、薬の箱にかかれた「飲酒禁止」の文字のほうにめまいを感じました。

いや、そんなに日々酒浸りなわけではないのですが、暑い日に冷えたスパークリングワインを一杯という選択肢があるのとないのとでは、気の持ちようが違うのですよ。

それもこれも、連日のようにバイト先から売れ残ったイチゴ大福を持ち帰っていたせいです。
タピオカティーももうやめます。
新しい抗生物質は明日から服用します。

バイト中に思わず「痛ぇ!」って言ってしまうかもしれませんが、仏の心で許してください。
痛みをこらえるために頬の内側を軽く噛んでることがあるかもしれませんが、笑って流してください。

明日から1週間、断酒生活いたします。