Life is a Journey

Life is a Journey. Wouldn't you agree?

森羅万象是我師也

生きている、生かされている。Nothing should be taken for granted.

What did Mark Twain say?

“Twenty years from now you will be more disappointed by the things that you didn't do than by the ones you did do. So throw off the bowlines. Sail away from the safe harbor. Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.”

Fortes Fortuna Adiuvat

Brave is in you.

Journey Never Ends.

いつだってここがスタートライン、今がベストタイミング。だから合言葉は、CARPE DIEM!!

2013/10/23

Day 359: ウルルへ!/Uluru

2013年10月23日水曜

昨日は珍しくほぼ一日中激しい雨が降っていたケアンズですが、今日はよく晴れていました。

ルームメイトに見送られ、2ヶ月半のケアンズ生活に別れを告げて、両親とともにワーホリ最後の旅をスタートしました。

向かった先は、ウルル。エアーズロックの名でも知られる、オーストラリア大陸のヘソです。

機上から。
赤茶けた大地かと思いきや、緑も白も見えます

エアーズロック空港から出るところ。
滑走路ではありません

空港を出てエアーズロック方面へ。
ヘソが見えてきました

ウルルを楽しむ前に、レンタカーで往復6時間かけ、キングス・キャニオンまで足を伸ばしてみました。

この先数日、飽きるほど見ることになる
地平線まで続く道路

時速120キロで3時間、
ようやくキングス・キャニオンが見えてきました

遊歩道を30分弱歩いて行った先の展望台から
キングス・キャニオンの岩肌
層の重なりや褶曲が混在しています

『水曜どう●しょう』で予習していたとは言え、蠅の大群には早々に音を上げ、蠅ネットを購入しました。ネットそのものが顔にまとわりつくし視界が悪くなるしで、面倒が増えるだけなのですが、ネットがあるとなしとでは大違いです。
日本でも数百円で購入できますので、現地で買うよりは持参することをお勧めします。つばのある帽子にかぶせれば、顔に当たるイライラは解消できます。


初日の今日は、まだ肩慣らし。
ノーザンテリトリー縦断計画は、メンバーが全員集合する明日からが本番です。

計画通りにいくもいかぬも面白き。
さて、どんなハプニングが待ち受けているのやら。 


2013/10/21

Day 356: ケアンズ最後の冒険/Last adventure in Cairns

2013年10月20日日曜

ついに、カウントダウンが始まりました。
泣いても笑っても、ワーホリ終了まであと9日です。

そんなわけで、グレートバリアリーフの次は雲海にダイブしてきました。

朝8時にツアーバスに乗車し、ケアンズから南へ1時間半揺られてイニスフェイル(Innisfail)という町にあるスカイダイビング場へ。

タンデムダイビングなので、親子ガメのようにインストラクターと2人一組で降下します。
簡単な説明を受けた後、順に名前を呼ばれて各自のインストラクターにご挨拶。私の担当はニュージーランド人のおっさんおにいさんでした。

ハーネスを装着し、6組ほどが小型飛行機に乗り込みます。この時点でのドキドキ度は、まだ40%くらいです。

高度14,000フィート(約4,260メートル)まで上昇する間に、雲を通り抜けました。そこからさらに上昇し上昇し、やがて運命の瞬間が。

ドキドキ充満中の機内。
インストラクターたちが交わす冗談も、
ちょっとブラックだったりします

扉が開き、あれよあれよと言う間に、尾部の近くに座っていた人から順に問答無用で大空に吸い込まれていきました。ドキドキ度は一気に90%に。

事前に教わっていたキーワードは「Big Banana(ビッグバナナ)!」、両手を交差して肩に当て、顎を上げて仰け反る姿勢を取ります。扉のふちに腰掛けて富士山より高い空中に両足を投げ出した瞬間、眼下の雲海と同じくらい頭の中も真っ白でした。ドキドキ度はメーターぶっちぎり!

上空4,000m超からジャンプ!
雲の海に向かって急降下

急降下中の記憶はほとんどありません。
後で写真を見ると、どうやら一回転していたようです。
雲海を通過中は、かなり気温が下がりました。そして、体中の皮膚が上へ持っていかれる感覚があり、一度開いた口は閉じることができず。

落ちて落ちて落ちて落ちて、突然バッと視界が開けました。
そのすぐ後にパラシュートが開き、引っ張り上げられる衝撃があってから、ようやく空中散歩タイムに。

雲を突き抜けて、突然
眼下に広がる地上の風景

怖いと感じる以前に、何かに乗っているわけでもない宙ぶらりんの状態で、ガラス越しではなく景色をこの目で、生身の状態で俯瞰しているという感動で胸がいっぱいでした。

あの感動は、今思い出しても心拍数と口角が上がります。


わぁわぁ感動しているうちに、地上が近づいてきました。
緊張の一瞬も無事に越え、難なく地上に帰還。

無事に地上にお帰りなさい

そして・・・
少しだけ迷って、「せっかくだから」とその場で追加ダイブを申し込み。インストラクターにも、「Crazy!」とお褒めの言葉をいただきました。



二度目も変わらずドキドキメーターはぶっちぎりでしたが、初回よりは周りを見渡す余裕もできました。上空からイニスフェイルの町を眺めながら、インストラクターの「あそこに見える川にはよくワニが出没しててね。あの川に着水してみる?」という軽口も冷やかに受け流すくらいの余裕っぷりでしたよ。

「あの川にワニが・・・」

いや~、えらい体験をさせてもらいました。
私にそそのかされて一緒に挑戦したルームメイトは、(パラシュートに振られたために)具合が悪くなり、地上帰還後はしばらく腰を抜かしていましたが、そんな彼女も「やって良かった」と言ってくれました。

写真などでは目の醒めるような青空でのスカイダイビングが定番ですが、私は雲があって良かったと思います。ジャンプした瞬間から地上が見えているのも良いでしょうが、逆に雲があったことで恐怖心にもワンクッション置くことができ、さらに真っ青、真っ白、地上という三段階の視覚的楽しさがありました。

どうぞ皆様、機会と気概があれば一生に一度はスカイダイビングに挑戦してみてください。
私はまた必ず、次は別の土地で挑戦したいと思います。



そんなこんなで、ケアンズでの日々はスカイダイビングでクライマックスを迎えました。
そして一年間に及ぶワーホリのクライマックスともなる最後の冒険は、実はもう始まっています。

これから数時間後に、遠路はるばる来てくれる両親とランデブー。ケアンズで二日ほどゆったり過ごした後は、念願叶ってウルル(エアーズ・ロック)へ、さらにウルルからレンタカーで北のダーウィンへ向けて爆走する計画です。

両親や、追って合流する親戚を引き連れての旅なので、私にしては珍しく宿や行程の計画をきっちりと立ててあります。が、行先は砂漠地帯、野生のキックボクサーや巨鳥が闊歩する未体験ゾーンです。

危ぶむなかれ、行けばわかるさ。
先人の励ましを都合良く受け止め、自分も、そして親愛なる初老チーム親戚の皆様も心から楽しめる旅にしたいと思います!


・・・その前に、荷物のパッキングを終えねば。
一年前にも同じことを言ってたな。



2013/10/11

Day 347: ライセンス取得!/Officially certified!

2013年10月11日金曜

ワーホリ開始からほぼ1年経ってようやく、目に見える形での「進歩」をひとつ達成しました。


祝・オープン・ウォーター ダイバーライセンス取得!


Eラーニングで6章からなる学科講習を修了し、2日間の水中講習を終えて、晴れて認定!
水中講習の1日目は、プールで半日、その後フィッツロイ島で1ダイブ。
そして2日目は、通常のツアー客に混じって沖のリーフへ出て、3本のダイブを行って終了。

水中講習の大半は、緊急時の対応です。
海中でマスクを外す練習から、空気がなくなった場合にバディ(連れダイバー)からもらう練習、一人で息を吐き続けながら浮上する練習、海中でコンパスを使って元の場所に戻ってくる練習、呼吸で浮力を調整する練習、などなど。

体験ダイビングを行ったエイジンコート・リーフほどの透明度はありませんでしたが、2日目の水中講習で行ったムーア・リーフにも魚がたくさんいて楽しかったです。エイジンコートよりも人慣れしているようで、臆することなく群がってきてくれました。

おかげで、のっけから大物のご尊顔も拝謁。

ナポレオン閣下のお出まし!
かなり近距離です

ヒレで歩いていた魚
こっちが近づくと、ビクッとしてヒレで数歩後ずさっていました。
泳げばいいじゃないの。

海中テスト中。
本当は、一人でこんなに浮上していては
(しかも呑気に写真なんか撮っていては)いけないんですが・・・
 
やっぱりいた大シャコ貝

ナポレオンフィッシュは、もはやマスコット的な存在みたいです。群を抜いてデカイんですが、どこか愛嬌のある顔をしてるんですよね。

「何か忘れてるような気がするんだけどな~」
と言いたげな顔に見えます。

それにしても。
海中というのは不思議なところです。何がどう、というのは、私の貧困な語彙力では説明できません。とにかく「世界が違う」としか言いようがないのですが、なんとも不思議な感覚です。
たかだか10 m程度の海底に降りてもそう思うのですから、水深30 mだとか、沈没船ダイバーだとか、その体験の深遠さや感動は想像もできません。


とりあえず、新しい切符を手に入れました。
行先は(深度制限付きですが)自由、有効期限は一生です。

日本からツアーに参加していらした70代の男性は、これまでに1000本を超えるダイブ経験をお持ちだとか。奥様は10年ぶりだと仰っていましたが、ガイドのお兄さんよりも早く休憩を終えてウェットスーツを着用する熱意に、ただもう「かっこいいな~」の一言でした。

目指せ、生涯現役!
(3日坊主になりませんように・・・!)